ロンゾ・ボールがシーズン2度目のトリプルダブル達成
ロサンゼルス・レイカーズの新人ロンゾ・ボールが、現地19日にステイプルズセンターで行われたデンバー・ナゲッツ戦で11得点、11アシスト、16リバウンドを獲得。デビューから17試合で早くもキャリア2度目のトリプルダブルを記録した。
FG13本中5本の成功と引き続きシューティングで苦戦し、ハーフコートオフェンスでもやや消極的な印象だったボールだが、その代わりに守備やリバウンド、トランジションオフェンスなどでオールラウンドに大活躍。Basketball Referenceによると、ボールが記録した16リバウンドは、過去9シーズンにおける新人ガード選手の中で最多となっている(最後に16リバウンド以上をマークした新人ガードは2009年2月のO.J.・メイヨ)。
今季のルーキーでトリプルダブルを達成したのは、ボールの他に、フィラデルフィア・76ersのベン・シモンズのみ(それぞれ2回ずつ)。またNBAによると、レイカーズの選手がルーキーシーズンに複数回のTDを記録したのは、ジェリー・ウェストとマジック・ジョンソンのレジェンド2人に続いて、ボールが球団史上3人目だという。
この日のレイカーズは、第2Qに22-2のランを展開して一気に主導権を握り、ナゲッツに127-109で快勝。ジュリアス・ランドルが24得点、7リバウンド、ブルック・ロペスが3本のスリーを沈めて21得点をマークした他、合計で7選手が二桁得点をあげ、チーム全体で36アシストを記録している。
一方のナゲッツは、序盤からレイカーズのタイトな守備に苦しみターンオーバーを連発。第2Q中盤には、笛が鳴らないことに腹を立てたマイク・マローンHCとニコラ・ヨキッチが退場処分、さらにポール・ミルサップも間もなく負傷交代と、前半に大黒柱を失い、最後まで勢いをつけることができなかった。
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コートに走り出てしまったマローンHCの退場は当然だが、どうしてヨキッチまで一発退場にされたのかよくわからない。審判に向けてよほどひどい暴言を口走ってしまったのだろうか…?
ボックススコア:「NBA」