NBAが2021-22シーズンのスケジュールを発表、開幕戦でバックスとネッツが激突
NBAは現地8月20日、2カ月後に開幕する2021-22シーズンのスケジュールを公表した。
昨季はコロナ禍の影響で前半と後半に分ける形でのスケジュール発表だったが、今年は例年と同じく1度にすべての試合日程を発表。2021-22レギュラーシーズン開催期間は10月~4月と、コロナ前のスケジュールに戻る。
以下、今季の大まかなスケジュール(現地時間):
- 10月19日:シーズン開幕
- 2月18~20日:オールスターウィークエンド
- 4月10日:レギュラーシーズン最終日
- 4月12~15日:プレイ・イン・トーナメント
- 4月16日:2022プレイオフ開幕
▼開幕4日間のキー・マッチアップ
シーズン開幕日の10月19日には、昨季王者のミルウォーキー・バックスがカンファレンス最大の強敵であるブルックリン・ネッツとホームで対戦。続いて王座奪還を狙うロサンゼルス・レイカーズとゴールデンステイト・ウォリアーズがステイプルズ・センターで激突と、初日から大注目のダブルヘッダーが行われる予定だ。
なおESPNによると、ウォリアーズのクレイ・トンプソンはシーズン開幕には間に合わない模様。12月末あたりでの復帰を目指しているという。
▼最新のクレイ・トンプソン
クリスマスゲーム2021
今年のクリスマスも例年と同じく5試合が行われる予定。ホークス対ニックス、セルティックス対バックス、ウォリアーズ対サンズ、レイカーズ対ネッツ、マブス対ジャズ。
なお今年のクリスマスゲームに関して、ファンの間で物議を醸している点が一つ。2020-21シーズンMVPのニコラ・ヨキッチが所属するデンバー・ナゲッツがプレイしない。
MVPを受賞した選手が翌年のクリスマスゲームに出場しないのは、クリスマス5試合が定例化した2008年以降でヨキッチが初だという。
マストウォッチ
以下、個人的に絶対に見逃せないと感じた2021-22シーズンのマッチアップをいくつかピックアップしてみた。
・10月21日:マブス対ホークス
2018年ドラフト当日にトレード交換されたルカ・ドンチッチvsトレイ・ヤングの同期対決。ドンチッチが2年連続でオールNBAファースト・チーム入りしたのに対し、ヤングは2021年プレイオフでホークスをカンファレンスファイナルへと牽引。
2人ともリーグ3年目を終えたばかりの22歳にして、名実共にスターの仲間入りを果たした。年に2回しかないこの2人の対決は見逃せない。
▼トレイ・ヤングの初プレイオフ
・11月10日:ピストンズ対ロケッツ
2021年ドラフト1位指名のケイド・カニングハムと2位指名のジェイレン・グリーンのNBA公式戦初対決。2人とも先発バックコートとして出場するはずなので、お互いをガードし合う直接対決が見れるかもしれない。
・11月17日:レイカーズ対バックス
2020年王者と2021年王者の対決。新たにラッセル・ウェストブルックを加えたビッグスリー体制のレイカーズが、開幕1カ月でどれだけケミストリーを構築できているのかが楽しみ。
・1月21日:ネッツ対スパーズ
過去10年間をサンアントニオ・スパーズで過ごしたパティ・ミルズが、ブルックリン・ネッツの一員として古巣初凱旋。この日のAT&Tセンターはスタンディングオベーションに包まれるに違いない。
この1週間後の1月28日には、今オフにシカゴ・ブルズに移籍したデマー・デローザンがサンアントニオに初凱旋する。
・2月3日:ヒート対ラプターズ
2012年から9シーズンをラプターズでプレイし、2019年にチームの初優勝に大貢献した“Mr.ラプターズ”ことカイル・ラウリーの古巣初凱旋。ラウリーは今オフにサイン&トレードでマイアミ・ヒートに移籍した。
昨季はコロナ禍の影響により、一時的にフロリダにホームを移転することとなったラプターズ。ラウリーがラプターズ本拠地でプレイするのは2019年2月28日以来約2年ぶりとなる。
参考記事:「NBA」