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ファイナリスト 2021
2021 5 22

2020-21シーズンNBAアワードのファイナリストが決定

2020-21, アワード 0

NBAでは現地20日、MVPや新人王をはじめとした2020-21レギュラーシーズンアワードのファイナリスト(各3名)が発表された。

MVP

https://twitter.com/espn/status/1395519728412725250
  • ニコラ・ヨキッチ:26.4得点、10.8リバウンド、8.3アシスト
  • ステフィン・カリー:32得点、5.0リバウンド、5.8アシスト
  • ジョエル・エンビード:28.5得点、10.6リバウンド、2.8アシスト

投票権を持つ現地メディアメンバーらの記事や発言を見る限り、2021年MVPの最有力候補はぶっちぎりでデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチだ。

ヨキッチは今季72試合すべてに出場し、シーズン通算得点でリーグ5位(1898点)、通算アシストで3位(599本)、通算リバウンドで5位(780本)の数字を記録。得点/アシスト/リバウンドの3項目でそれぞれシーズン通算トップ5に入った選手は、過去にウィルト・チェンバレンしかいない。

ヨキッチの他のファイナリスト2人も、平均スタッツではMVPに相応しい数字をマーク。ただステフィン・カリーはチーム順位(8位)、ジョエル・エンビードは出場試合数(51試合)が足枷となっている。

なおヨキッチとエンビードがMVP得票数でトップ3に入るのは、それぞれ今回がキャリア初。76ersの選手としては2001年のアレン・アイバーソン以来20年ぶり。ナゲッツの選手としては1978年のデイビッド・トンプソンに次いで球団史上2人目だ。

もしヨキッチがMVPを受賞すれば、フランチャイズ史上初の快挙となる。

他のアワードのファイナリストは以下の通り:

新人王

https://twitter.com/espn/status/1395520676577038337
  • アンソニー・エドワーズ:19.3得点、4.7リバウンド、2.9アシスト
  • ラメロ・ボール:15.7得点、5.9リバウンド、6.1アシスト
  • タイリース・ハリバートン:13.0得点、3.0リバウンド、5.3アシスト

今年のルーキー・オブ・ザ・イヤーは、1位指名のアンソニー・エドワーズと3位指名のラメロ・ボールの一騎打ちだ。

エドワーズが72試合フル出場で今季新人で最多得点を記録したのに対し、ボールはアシストとスティールでルーキー首位の数字をマークしつつ、NBA史上最年少でのトリプルダブルを達成。ルーキーズ・オブ・ザ・マンス(月間新人賞)の受賞数は、それぞれ3回となっている。

シーズン前半は、ラメロ・ボールが独走状態だったが、3月下旬から手首骨折により約6週間を戦線離脱。その間にエドワーズが一気に差を詰めた印象だ。

なお2人のチーム成績は、ボールのシャーロット・ホーネッツが33勝39敗で、エドワーズのミネソタ・ティンバーウルブズが23勝49敗となっている。

DPOY

https://twitter.com/espn/status/1395522517570367497
  • ルディ・ゴベア
  • ドレイモンド・グリーン
  • ベン・シモンズ

今季NBAのディフェンシブ・レーティング(守備効率)では、ベン・シモンズの76ersがリーグ2位、ルディ・ゴベアのユタ・ジャズが3位、ドレイモンド・グリーンのウォリアーズが5位だった。

シモンズはPGからビッグマンまでマッチアップできるリーグ屈指のオールラウンド・ディフェンダー。ただ今季の76ersでは、ジョエル・エンビードこそが守備の要だと言えるかもしれない。

3Pヘビーなオフェンスの進化により、以前よりもペリメーター守備が重視されるようになった近年のNBA。それでも依然として、リムの封鎖はディフェンスで最優先すべきキーポイント。ペイントエリアでの存在感では、やはりルディ・ゴベアが突出している。

守備におけるインパクトの面では、ゴベアがDPOY最有力候補かもしれないが、“守備の司令塔”として若手の多いチームをリーグトップレベルのディフェンスに導いたドレイモンド・グリーンのディフェンスIQの高さも高く評価されるべきだと思う。

シックスマン賞

The Kia NBA Sixth Man finalists ⬇️ pic.twitter.com/EyXV7IEaEC

— NBA Communications (@NBAPR) May 20, 2021
  • デリック・ローズ
  • ジョーダン・クラークソン
  • ジョー・イングルス

MIP

The three finalists for #KiaMIP… @JeramiGrant, Michael Porter Jr. and @J30_RANDLE! #NBAAwards pic.twitter.com/nKbOvjZHOT

— NBA (@NBA) May 20, 2021
  • ジュリアス・ランドル
  • マイケル・ポーターJr.
  • ジェレミー・グラント

今年のMIP(最も成長した選手)はジュリアス・ランドル一択。平均スタッツの伸び幅では、マイケル・ポーターJr.とジェレミー・グラントの方が大きいかもしれないが、ランドルはチームの絶対的エースとしてニックスを8年ぶりのプレイオフに導いた実績がある。

特に今季のランドルは、スリー成功率(41.1%)でキャリアハイを更新と、シューターとしても大きく成長した。

コーチ・オブ・ザ・イヤー

Presenting your 2020-21 Coach of the Year finalists…

⭐️ Monty Williams
⭐️ Tom Thibodeau
⭐️ Quin Snyder #NBAAwards pic.twitter.com/v3eyFlX2HR

— NBA on TNT (@NBAonTNT) May 20, 2021
  • モンティ・ウィリアムズ(サンズ)
  • トム・シボドー(ニックス)
  • クイン・シュナイダー(ジャズ)

※   ※   ※

なお、当ブログが選ぶNBA2020-21アワード受賞者は以下の通り:

  • MVP:ニコラ・ヨキッチ
  • 新人王:アンソニー・エドワーズ
  • DPOY:ドレイモンド・グリーン
  • シックスマン賞:ジョー・イングルス
  • MIP:ジュリアス・ランドル
  • コーチ賞:トム・シボドー(ニックス)

シックスマン賞に関しては、ジョー・イングルスは67試合中30試合が先発出場だったため、クラークソン(68試合中1試合先発)とローズ(50試合中3試合先発)に比べて“シックスマン”さが薄いのは否めない。

参考記事:「NBA」

ワシントン・ウィザーズが3年ぶりのプレイオフ進出へ グリズリーズがOT戦でウォリアーズ撃破、ウェスト8位シードでプレイオフ進出へ

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