アマレ・スタウダマイアーがネッツのコーチ陣入り、ナッシュとコンビ再結成へ
ナッシュ&アマレがニューヨークでタッグ再結成だ。
複数の現地メディアの報道によると、2016年にNBAを引退した元オールスターのアマレ・スタウダマイアーが、ブルックリン・ネッツのコーチングスタッフに加入することで合意した模様。今オフにネッツの指揮官に就任した元盟友スティーブ・ナッシュHCのアシスタントコーチを務めることになる。
2003年の新人王受賞でキャリアをスタートしたスタウダマイアーは、NBAでの計14シーズンをフェニックス・サンズやニューヨーク・ニックスなど4球団でプレーし、平均18.9得点、7.8リバウンド、FG成功率53.7%を記録している。
特に現役スタウダマイアーの活躍が顕著だったのは、サンズに所属していた2000年代で、プロ3年目からほぼ毎年オールスターやオールNBAチームに選出。ナッシュとのピック&ロールは、NBA史屈指の破壊力を持つコンビプレイの一つとして知られ、当時のリーグを席巻したサンズの「7 Seconds or Less」オフェンスを牽引した。
来季のネッツは、ケビン・デュラントとカイリー・アービングのスーパースターデュオがチームの軸となる。それぞれプレイスタイルは違えど、ナッシュとスタウダマイアーのコンビプレイから学べることは多いはず。
NBA引退後のスタウダマイアーは、イスラエルや中国で現役を続行。2017年と2020年にイスラエルリーグ王者に輝いた。
00年代サンズを再現?
NBAでのコーチングの経験がないまま、ネッツの指揮官という大役を務めることとなったスティーブ・ナッシュ。HCを支えるアシスタントコーチ探しの件では、スタウダマイアーの他にも、元チームメイトのダーク・ノビツキーやラジャ・ベルにも打診していたそうだ。
残念ながらノビツキーとベルの2人ともナッシュのオファーを辞退。ベルは「家族との時間を優先したい」と、The Ringerのポッドキャストで辞退した理由を明かしている。
なお現ネッツGMのショーン・マークスも、ナッシュとスタウダマイアーの元チームメイト。またESPNによると、00年代にサンズを率いたマイク・ダントーニもネッツのアシスタントコーチ候補にあがっているらしい。
ソース:「Twitter」