主力不在のペイサーズがウォリアーズ相手に大金星、24歳と28歳の新人2人が正念場で躍動
NBAでは現地1月20日、イースト13位のインディアナ・ペイサーズとウェスト2位のゴールデンステイト・ウォリアーズがチェイス・センターで対戦。オーバータイムに及ぶ死闘の末、ロードチームのペイサーズが121-117でウォリアーズを下す番狂わせを演じた。
この日のペイサーズは、マルコム・ブログドンとキャリス・ルバート、ドマンタス・サボニス、マイルズ・ターナーらチームの主力4選手が揃って欠場。さらにアウェイでのバック・トゥ・バック2試合目という圧倒的に不利な状況だったが、ミニマムサラリーのベテランや新人選手たちが奮闘し、優勝候補のウォリアーズ相手に熱戦を繰り広げる。
第4Q残り9秒では3点ビハインドのピンチに立たされたが、残り6秒にジャスティン・ホリデーが同点のスリーを沈めて試合を延長戦に持ち込んだ。
オーバータイムでは、2021年ドラフト13位指名のクリス・ドゥアルテ(24歳)とドラフト外で入団したケイファー・サイクス(28歳)の新人2人がステップアップ。OT開始1分半で5連続得点を奪われたペイサーズだったが、そこから10-0のランで逆転に成功すると、ラスト1分間ではウォリアーズのスリーをことごとく阻止して何とか逃げ切った。
今季一の大番狂わせを演じたペイサーズは、ルーキーのドゥアルテが16本中10本のFG成功からキャリアハイ27得点で大活躍。OTに持ち込む同点弾を決めたホリデーが16得点をあげた他、ジェレミー・ラムが15得点、新人アイザイア・ジャクソンが15得点でベンチから奮闘し、先発PGの大役を務めたサイクスは同点で迎えた延長戦残り2分からスリーとレイアップで5連続得点を決めて勝利に貢献している。
▼ハイライト
敗れたウォリアーズ(32勝13敗)は、ステフィン・カリーがゲームハイの39得点/8アシストをマーク。12月25日のクリスマスゲーム以降で初の30得点超えと、第4Qまでは好調だったカリーだが、延長戦では4本すべてのフィールドゴールに失敗して無得点に終わった。
今季ウォリアーズは、開幕20試合で18勝2敗と絶好調だったが、そこから14勝11敗と失速している。
ボックススコア:「NBA」