ラジョン・ロンドが古巣ボストンで逆転ブザービーター
レイカーズのシーズンを救うショットになるかもしれない。
NBAでは現地7日、ロサンゼルス・レイカーズとボストン・セルティックスの一戦がTDガーデンで行われ、レイカーズが前半の大量得点差を跳ね返して逆転勝利。連敗を2でストップし、28勝27敗でシーズン勝率5割以上を維持した。
第2Q序盤の18点ビハインドから怒涛のカムバックで試合を接戦に持ち込んだこの日のレイカーズは、カイル・クーズマのクラッチスリーにより第4Q残り20秒でリードを奪うも、続くポゼッションでカイリー・アービングがレイアップをねじ込み、セルティックスが再び逆転。タイムアウトが残っていなかったレイカーズは、ブランドン・イングラムが残り3秒でレイアップに失敗してしまうが、時間ギリギリでリバウンドのこぼれ球を拾ったラジョン・ロンドが奇跡を起こす。
レイカーズユニフォームを着たロンドがガーデンでゲームウイナーを沈める姿を見るのは少し奇妙な気分。
ロンドは試合前に息子と古巣コートで遊んでいたらしく、その時に今回のブザービーターと似たようなショットを決めていたそうだ。
レブロン不在だった1月を6勝9敗で負け越し、2月5日のインディアナ・ペイサーズ戦では42点差の大惨敗。さらにここ1週間はローテーションの半分を対象にしたトレード話で持ちきりだったレイカーズにとっては、チームのムードを一転させるために必要な勝利だったと言える。
この日のレイカーズは、レブロン・ジェイムスが28得点、12リバウンド、12アシストでトリプルダブルを達成。カイル・クーズマが25得点、ロンドとジャベール・マギー、KCPの3選手がそれぞれ17得点をあげた他、ブランドン・イングラムはプレイメイクやディフェンスで活躍し、11得点/7アシストを記録した。
ここが今季レイカーズのターニングポイントになるか?
ボックススコア:「NBA」