ラジョン・ロンドが1年のミニマム契約でレイカーズ復帰へ
大ベテランPGのラジョン・ロンドが、自身2度目の優勝を経験したロサンゼルス・レイカーズに復帰する決断をした模様。ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。
報道によると、メンフィス・グリズリーズとのバイアウトが先日に成立したばかりのロンドは、ウェイバー期間が明ける現地8月31日にレイカーズと正式に契約を結ぶ予定とのこと。契約内容は、1年/260万ドルのベテランミニマムだという。
2020年のプレイオフでレイカーズの優勝に大貢献したロンドは、昨季をホークスとクリッパーズ2チームでプレイし、キャリアワーストとなる5.4得点、4.4アシストを平均。
クリッパーズ移籍後のレギュラーシーズン終盤では調子を取り戻しかけていたものの、ポストシーズンに入ると再びパフォーマンスが低迷。第2ラウンド以降はローテーションから外されることも多く、トレード時に期待された“プレイオフ・ロンド”を発揮することなく終わった。
▼シーズンハイ18得点
オールスター経験者が7名
今オフはロンドの他にも、ドワイト・ハワード、トレバー・アリーザ、ウェイン・エリントン、ケント・ベイズモアの4選手がレイカーズに古巣復帰。さらに大ベテラン勢から、ラッセル・ウェストブルック(トレード)とカーメロ・アンソニー(FA)が新加入した。
これで今季レイカーズのロスターには、オールスターゲーム経験者が合計7選手在籍することになる(レブロン、デイビス、ウェストブルック、カーメロ、ロンド、ハワード、ガソル)。
2021-22レイカーズのデプスチャートは:
- PG: ラッセル・ウェストブルック/ケンドリック・ナン/ラジョン・ロンド
- SG: タレン・ホートン・タッカー/マリック・モンク/ウェイン・エリントン
- SF: レブロン・ジェームズ/トレバー・アリーザ/ケント・ベイズモア
- PF: アンソニー・デイビス/カーメロ・アンソニー
- C: マルク・ガソル/ドワイト・ハワード
恐らく今季のロンドは、ウェストブルックとケンドリック・ナンに次ぐチーム3番目のポイントガードになるはず。昨季までのジャレッド・ダドリーのような、オフコート/ロッカールームのメンターとしての役割がこれまで以上に多くなるかもしれない。
なお今年のレイカーズはとにかく平均年齢が高い。上のデプスチャートに挙げた13選手の内、9選手が30代。35歳以上の選手がカーメロ(37歳)、レブロン(36歳)、ガソル(36歳)、アリーザ(36歳)、ハワード(35歳)、ロンド(35歳)と6人もいる。
参考記事:「ESPN」