グリズリーズ大ピンチ、ランドルフに第7戦出場停止処分
NBAは2日、メンフィス・グリズリーズのザック・ランドルフに対して、1試合の出場停止処分を課することを発表した。理由は、ランドルフがサンダーとの第6戦でスティーブン・アダムスの顎にグーパンしたためだ。
スローでみると、拳を握りしめてのパンチだった上に、腹部にも肘鉄を喰らわせるコンボアタックだったことがわかる。第7戦にキープレーヤーが出場停止とは非常に残念だが、これだけは擁護のしようがない。
ランドルフはプレイオフ第1回戦でチーム最多の18.2得点、8.7リバウンドを平均中。グリズリーズにとってランドルフ不在は攻守両面で大打撃となる。PGのマイク・コンリーが第6戦で右ハムストリングの負傷で途中退場したことも含め、とにかく不安材料でいっぱいだ。一方のサンダーは第6戦を20点差で勝利し、シリーズの流れを大きく引き寄せている。
ちなみに殴られたスティーブン・アダムスは、2013-14シーズンだけでビンス・カーター、ジョーダン・ハミルトン、ラリー・サンダース、ネイト・ロビンソン、ランドルフの5選手を退場、罰金処分、もしくは出場停止処分に追い込んでいる。相手の感情を高ぶらせる何かを持っているのかな?
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