ラジョン・ロンドが手の骨折で4~5週間の戦線離脱
ようやく勢いに乗ってきた新生ロサンゼルス・レイカーズにまた新たな試練だ。
レイカーズは現地15日、ベテランPGのラジョン・ロンドが右手の骨折により手術を受けたことを発表。復帰時期は4~5週間後になると見られている。
ロンドが負傷したのは、現地14日にステイプルズ・センターで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦。レイカーズのルーク・ウォルトンHCによれば、ロンドは第4Q中盤にスティールを狙った際に手をフロアにぶつけ、右手の第三中手骨を骨折したという。
今季のロンドは11試合で8.5得点、6.5アシスト、4.5リバウンドを平均。開幕最初の2試合以降はベンチスタートで、セカンドユニットを指揮しつつ、多くの試合でクロージング・ラインアップのPGを務めていた。今季のレイカーズは、ネットレーティング(100ポゼッション当たりの得失点差)でリーグ11位の+1.5点となっているが、ロンドがフロアにいた時間帯(合計278分)では+3.5点に上昇している。
開幕3連敗のスロースタートを切ったレイカーズは、その後の11試合で8勝3敗と大きく調子を上げ、現地15日の時点でウェスト7位に浮上。ロンドが復帰するまでの間は、ロンゾ・ボールのプレイタイムはもちろん、ブランドン・イングラムも昨季のようにポイントガードの役割を務める機会が増えることになるはずだ。さらに現在Gリーグでプレイしているアレックス・カルーソにも声がかかるかもしれない。
参考記事:「Lakers」