ランスとサボニスのキャリアハイでペイサーズが強豪ジャズ破り連敗脱出
NBAでは現地8日、インディアナ・ペイサーズとユタ・ジャズがゲインブリッジ・フィールドハウスで対戦。ペイサーズが西トップチームのジャズを125-113で下し、連敗を6で終わらせた。
この日のペイサーズ(15勝25敗)では、ドマンタス・サボニスが22本中18本のフィールドゴール成功から自己キャリア最多の42得点で大暴れ。第1Qだけで3本のスリーを沈めてショットのリズムを掴むと、第2Q以降はピック&ロールやポストアップからペイントエリアを果敢に攻め、守護神のルディ・ゴベア不在だったジャズのインサイドを圧倒した。
サボニスの他には、10日間契約中のランス・スティーブンソンが16得点、14アシスト、6リバウンド、4スティールのオールラウンドゲームで番狂わせに貢献。ピック&ロールでのサボニスとのケミストリーも絶妙だった。
▼14アシストはランスのキャリアハイ
スティーブンソンは3日前のネッツ戦で30得点をマークしたばかり。スティーブンソンが10日間契約中にこれだけの活躍を見せるなんて、誰に予想できただろう。
ペイサーズのリック・カーライルHCは試合後、スティーブンソンのインパクトについて、「ランスがもたらす刺激や個性はチームのバイブスを変える。チームとしての性格やボディーランゲージ、情熱に変化が生じた」と絶賛した。
一方で2連敗となったジャズ(28勝12敗)は、ドノバン・ミッチェルが36得点/9アシスト、ボヤン・ボグダノビッチが22得点で奮闘。ゴベアのリム守備の大切さを思い知らされるような試合となった。
ボックススコア:「NBA」