サクラメント・キングス、17年ぶりにシーズン40勝目到達!!
北米4大プロスポーツにおいて“ワースト・フランチャイズ”とまで言われることさえあった球団が、ついに暗黒期を抜け出そうとしている。
NBAでは現地3月11日、ウェスト2位のサクラメント・キングスと4位のフェニックス・サンズがアリゾナのフットプリント・センターで対決。ゲーム終盤まで一桁点差を争う接戦の末、キングスが128-119でホームチームのサンズを下した。
これで今季キングスは40勝26敗。シーズン40勝に到達したのは、最後にプレイオフ進出を果たした2005-06シーズン以来17年ぶりとなる。
この日のキングスは、ディアロン・フォックスの18得点、ドマンタス・サボニスの17得点に加え、他の先発メンバーではハリソン・バーンズがチームハイ19得点をマーク。
さらにベンチ陣が大奮闘し、マリック・モンクが18得点、デイビオン・ミッチェルとトレイ・ライルズがそれぞれ13得点をあげる活躍を見せた。
2人のオールスター(フォックスとサボニス)を輩出した今季キングスは、現地3月16日の時点で42勝27敗のウェスト2位。17年ぶりとなるシーズン勝ち越しがすでに確定しており、同じく17年ぶりとなるプレイオフ進出も確実視されている。
今季のキングスは、オフェンス(100ポゼッション当たりの得点)でリーグ首位の118.5を記録中。特に終盤での接戦に強く、ポイントガードのフォックスが第4QにFG成功率51%からピリオド8.2点を平均。3月16日のブルズ戦では、残り時間0.7秒に決勝点となるプルアップスリーをねじ込んだ。
▼ブルズ戦、3月16日
今年のポストシーズンでキングスがどんな旋風を巻き起こすのか楽しみだ。
ボックススコア:「NBA」