スパーズ、アウェイ成績で21年ぶりの負け越し確定
一つの大記録がついに終わりを迎えることとなった。
サンアントニオ・スパーズが現地10日、チェサピーク・エナジー・アリーナで行われたオクラホマシティ・サンダー戦に惨敗。これでロードゲームの成績が14勝21敗となり、今季のアウェイ負け越しが確定した。
スパーズのアウェイ勝率が5割未満に終わるのは、1996-97シーズン以来初。ティム・ダンカンをドラフトした1997年から20シーズンにわたりアウェイ勝ち越しを維持してきた。ESPNによると、これはNBAだけでなく、MLB、NHL、NFLを含めた米4大プロスポーツにおける最長記録となっている(2位はニューヨーク・ヤンキースが1946~1964年に達成した19シーズン)。
10日のサンダー戦では、ラマーカス・オルドリッジをダブルチームで封じられてオフェンスが上手く機能せず、第2Q以降1度もリードを奪うことなく94-104で敗北。スパーズは2月に入ってからの成績が2勝11敗となり、シーズン16試合を残した時点で37勝29敗のウェスト7位に転落した。ウェスト10位ユタ・ジャズとの差は1ゲームしかない。
一方のサンダーは、ラッセル・ウェストブルックが21得点、12リバウンド、10アシストでキャリア98回目のトリプルダブルを記録。ホームで快勝を収めたものの、スティーブン・アダムスが足首の負傷で第3Qに途中退場している。
▼ラスは今季19回目のTD
ボックススコア:「NBA」