バータンがキャリアハイ21得点、スパーズはシーズン30勝目獲得
サンアントニオ・スパーズが現地7日、本拠地AT&Tセンターで行われたシャーロット・ホーネッツ戦に102-85で快勝。ホームでの連勝記録を9に伸ばし、ゴールデンステイト・ウォリアーズに続いて、リーグ2番乗りでシーズン30勝に到達した。
前半はなかなかショットが決まらない上にフリースローも稼げず、ややホーネッツに押され気味だったスパーズだが、第3Q終盤からセカンドユニットがステップアップして一気に主導権を掌握。15-4のランで第3Qをクローズすると、第4Qにはピリオド最初の3分間を13-4でアウトスコアしてリードを18点に拡大し、そのまま最後まで二桁点差を維持して勝負を決めた。
ボナー2.0
ホーネッツ戦でスパーズの起爆剤となったのは、ラトビア出身のルーキー、ダービス・バータンだ。
この日のバータンは、18分半の出場で6本中5本のFGと8本中7本のフリースローを成功させ、キャリアベストとなる21得点をマーク。第3Q終盤に4点プレーを含む2連続スリーで試合の流れを大きく変えた他、第1Qには鋭いドライブから豪快なワンハンドダンクを叩き込んでアリーナを沸かせた。
スポットアップやポンプフェイクからのドライブだけでなく、208cmの長身でも機動力があって守備でも動ける。マット・ボナーが現役引退を発表した直後の試合で、プレースタイルの似たバータンがキャリア最高のパフォーマンスを見せたというのは、何だか感慨深い。
「今夜の試合は、マット・ボナーの引退に捧げる!」
– ダービス・バータン
ぜひボナーのように、長期間にわたってスパーズで活躍してもらいたい。ちなみにバータンは、シューティングハンドの薬指がない。
他にもこの日のスパーズベンチからは、ドウェイン・デッドモンが15得点/10リバウンドのダブルダブル(FG6本中6本成功)、パティ・ミルズが13得点で大活躍。スターターでは、カワイ・レナードが19得点、ラマーカス・オルドリッジが15得点/11リバウンドをあげている。
▼レナードのブロックからシモンズのスリー
ニコラス・バトゥームが欠場していたホーネッツは、ケンバ・ウォーカーがチームハイの18得点を記録した。
ボックススコア:「NBA」