スパーズが新作ユニフォーム公開、ついに「カモ柄」を脱却
「またカモ柄ですか...」、そう呟かなくてもいい日がようやく来たようだ。感無量だ。
サンアントニオ・スパーズは現地13日、2020-21シーズンに着用するチームユニフォームの「City Edition」(シティ・エディション)版を初お披露目。なんと今年は迷彩柄じゃなかった!!!!
今年のシティ・エディションのテーマは「FIESTA」(フィエスタ)。
「フィエスタ」は1980年代後半スパーズのチームロゴのカラーで、これまでユニフォームとして採用されたことは1度もなかったが、当時のウォームアップジャージがこのデザインだった。
デザインは基調色の黒に3色のストライプと、すごくシンプルかつクリーン。正面の「San Antonio」の文字も、当時のフォントで再現されている。
▼来季は「ブラック&シルバー」もしくは「カモ柄」以外のスパーズが見れる
カモ柄脱却
「シティ・エディション」のアイデアが最初に導入されたのは、NBA公式ユニフォームのプロバイダーがAdidasからNikeに変わった2017年。
シティ・エディションは、各チームが拠点を置くそれぞれの都市の歴史やカルチャーをデザインに反映させるというのがテーマ。球団の個性や遊び心を好きなように表現できるオルタネイト・ユニフォームだ。
多くのチームが斬新かつユニークなデザインを次々と発表する中、スパーズだけは昨季までの3年間連続で頑なに迷彩柄を貫いていた。
▼2017と2018
▼2019-20
サンアントニオは「軍事基地の街」なので、スパーズがミリタリーカラーに拘り続けた理由は分かる。ただビッグ3の引退やカワイ・レナードの退団といったチームの激動期にもかかわらず、3年連続での黒ベース/カモ柄はさすがに刺激がなさすぎた。
とりあえず、「フィエスタカラー」と「迷彩柄」を融合させるといった暴挙に出なくて本当に良かった。
▼もし待望のフィエスタがこれだったら暴動確実
昨季のスパーズは、1996-97シーズン以来23年ぶりにプレイオフ進出を逃した。新しい始まりという意味でも、「フィエスタカラー」の採用はこれ以上ないベストタイミングだと思う。
参考記事:「Spurs」