スパーズがジャズを破り10連勝、今季リーグ最速で50勝目
サンアントニオ・スパーズが16日、本拠地で行われたユタ・ジャズ戦に122対104で勝利し、連勝記録を10に更新。今シーズンで50勝目を挙げた一番乗りのチームとなった。
この日のスパーズは、フィールドゴール成功率でシーズンハイとなる62.8%を記録。マヌ・ジノビリが21得点、トニー・パーカーが18得点、ティム・ダンカンが16得点と、ビッグスリーがチームを牽引し、第1Qの終盤から一度もリードを譲ることなくジャズに圧勝した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
UTA | 23 | 30 | 23 | 28 | 104 |
SA | 26 | 35 | 30 | 31 | 122 |
▼マヌ・ジノビリのゲームハイライト
この勝利により、スパーズは15シーズン連続で年間50勝越えを達成。NBA史上初となるこの快挙について、グレッグ・ポポビッチHCは試合後、実にポポビッチHCらしい印象的なコメントを残している。
「特に気にすることでもない。君たちは何か記事のネタを見つけなきゃならないんだろうがね。50敗するよりはいいだろう。ただ我々はずっと優秀な人材に恵まれていたんだ。それが勝ち続けられた理由だよ。記録や連勝のことなどスパーズの選手は気にかけていない」
– グレッグ・ポポビッチ
ちなみに「ダンカン/ジノビリ/パーカー」のビッグスリーは、共にプレーし始めてから通算492勝目を獲得。80年代レイカーズ黄金期のマジック、クーパー、カリームのトリオを通算勝利数で抜き去った。
参考記事:「ESPN」