スティーブン・アダムス、ガーネットのトラッシュトークについて語る
オクラホマシティー・サンダーの2年目センター、スティーブン・アダムスは非常にタフなプレーヤーだ。生半可なラフプレーではびくともせず、挑発にもまったく動じない。その寡黙でフィジカルなプレースタイルがマッチアップする相手を苛立たせ、フレグラントファウルに追い込むことも度々ある。
そんな屈強なハートを持ったアダムスだが、NBA1のトラッシュトーカーとして知られるケビン・ガーネットとはコート上であまり関わりたくないと思っている様子。アダムスはThe Oklahoman紙の取材で、KGのトラッシュトークについてこんな風に語っていた:
・ガーネットからトラッシュトークのターゲットにされたことはある?
「ありがたいことに僕にはトラッシュトークしてこないんだ。そういえばサージ・イバカが1度やられていたな。『うわぁ…すごいことを言うな』って思ったよ。僕の口からは言えないね」
– スティーブン・アダムス
・ガーネットの独り言については?
「ああ、すごく奇妙だと思う。KGは独り言をいっているんだけど、その中で僕の名前を呟くんだ。困惑させられるよ。『何なんだよ?おかしいだろ?』ってね。だから(KGが独り言を始めた時は)、聞かなくても済むように遠ざかることにしている。そうしないと、すごく悲しい気持ちにさせられるんだ」
– スティーブン・アダムス
またアダムスいわく、元チームメイトのケンドリック・パーキンスもKGに負けないほどの優秀なトラッシュトーカーだという。
「KGとパーキンスはとんでもない。この2人にかかれば、『なぜ俺はバスケをやっているのだろう?』って考えさせられてしまうんだ。すごく暗い気持ちになる」
ガーネットやパーキンスが一体どんなひどい言葉を口にしているのかとても気になる…。ぜひ一度こっそりとマイクを仕掛けてみて欲しいものだが、放送事故は免れないだろう。
ガーネットは以前、試合中に元ピストンズのチャーリー・ビラヌエバを「癌患者」と罵ったとして、やりすぎだと批判を浴びた。ビラヌエバは全身性脱毛症を患っており、髪の毛や眉毛がない。後日ガーネットはこの件に関して、「ビラヌエバへのコメントは、『お前はチームやリーグにとって癌腫瘍のような存在だ』という意味だった」と釈明している。
Image by Keith Allison/Flickr
参考記事:「NewsOK」