チームUSAが50点差で中国に大勝、カーメロは第3ピリオド5分間で16得点
今夏FAでゴールデンステイト・ウォリアーズへと移籍したケビン・デュラントにとって、オラクル・アリーナでの初ホームゲームとなった中国対アメリカの代表チーム親善試合は、アメリカが107-57で完全勝利。24日にステイプルズ・センターで行われた試合に続いて、再び中国をダブルスコアに近い点差でねじ伏せ、オリンピック前のエキシビジョンマッチを3勝0敗とした。
▼KDを大歓声で迎えるオラクルアリーナ
デュラントのスリーで試合をスタートしたこの日のUSAは、第1Qを31-15で上回り、序盤から完全にペースを支配。第2Qには中国の得点をわずか9点に抑え、ハーフタイムまでにリードを52-24の28点に拡大する。
▼デュラントは試合最初の10点を1人でスコア
「本当に素晴らしかった。球場の雰囲気やエネルギーは最高で、ファンたちは盛大な応援をしてくれた。ありがたい」
– ケビン・デュラント
第3Qには、カーメロ・アンソニーにスイッチが入り、後半開始5分でピリオド16得点をマーク。アメリカは第4Q開始までに45点リードを獲得し、圧倒的な実力差を見せつけた。
▼メロ、第3Q16得点
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
CHN | 15 | 9 | 15 | 18 | 57 |
USA | 31 | 21 | 32 | 23 | 107 |
チームUSAは、アンソニーがFG成功率58%で20得点を記録した他、デマーカス・カズンズが21得点、11リバウンドのダブルダブルをマーク。中国は、2016年ドラフト43位指名のジョウ・チーがチームハイの13得点を獲得した。
▼デマー・デローザンはもう少しで360のポスタライズダンク
ゴール下にディフェンダーがいるのに、360を狙いにいくとか…。このデローザンのスーパープレイには、レブロン・ジェイムスも感激した様子。
「もしデマーがあれを決めていたら、歴代トップ5に入るダンクになっていたはずだ!」
– レブロン・ジェイムス
それにしても、FIBAバージョンのカーメロは凄まじい。2012年ロンドン五輪のナイジェリア戦では、わずか14分の出場で37得点を記録した。
アメリカ代表は、29日にベネズエラ、8月1日にナイジェリアとのエキシビジョンマッチを予定している。
ボックススコア:「USAB」