ニックスのトム・シボドーHCが2020-21シーズンのコーチ・オブ・ザ・イヤー選出
NBAは現地6月7日、2020-21シーズンのコーチ・オブ・ザ・イヤー(最優秀コーチ賞)を発表。ニューヨーク・ニックスのトム・シボドーHCが選出された。シボドーHCが同賞を受賞するのは、シカゴ・ブルズをリーグ首位の62勝20敗に導いた2020-11シーズンに次いでキャリア2回目だ。
メディア関係者100人による投票の結果、シボドーHCは43票の1位票から合計351ポイントを獲得。1位票の得票数自体はサンズのモンティ・ウィリアムズHC(45票)よりも少なかったが、2位票42-34で差を付けて合計ポイントで上回った。
▼投票の詳細(1位票が5点、2位票が3点、3位票が1点)
1st | 2nd | 3rd | ポイント | |
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トム・シボドー (ニックス) | 43票 | 42票 | 10票 | 351 |
モンティ・ウィリアムズ (サンズ) | 45票 | 34票 | 19票 | 340 |
クイン・シュナイダー (ジャズ) | 10票 | 23票 | 42票 | 161 |
ドック・リバース (76ers) | 2票 | 2票 | 8票 | 24 |
ネイト・マクミラン (ホークス) | 0票 | 0票 | 12票 | 12 |
シボドーは2020年オフシーズンにニックスのヘッドコーチに就任。1年目からチーム守備重視のカルチャーを築き上げ、ニックス躍進の立役者の1人となった。
2019-20シーズンは21勝45敗のイースト12位。ずっと低迷期から抜け出せないでいたニックスだが、今季は誰もが予想だにしなかった大健闘を見せ、41勝31敗のイースト4位レギュラーシーズンを終了。レイカーズ、76ers、ジャズに次ぐリーグ4位の守備力(100ポゼッションあたりの失点で107.8)を誇り、2012-13シーズン以来8年ぶりとなるプレイオフ進出を果たした。
▼2020-21ニックス
2020-21シーズンのNBAアワードは、現地6月7日の時点でコーチ・オブ・ザ・イヤーの他、「シックスマン賞」(ジョーダン・クラークソン)と「MIP」(ジュリアス・ランドル)がすでに発表されている。
参考記事:「NBA」