タロン・ルーがクリッパーズのアシスタントコーチ就任へ
今季から始まる同都市のスターチーム対決「バトル・オブ・LA」にまた新たなスパイスが追加される。
The AthleticのShams Charania記者によると、元クリーブランド・キャバリアーズHCのタロン・ルーがロサンゼルス・クリッパーズのコーチングスタッフに加入することが決定した模様。ルーはドック・リバースHCの下でチームのトップアシスタントコーチを務めることになるようだ。
2016年1月にデビッド・ブラットと交代でキャブスのヘッドコーチに就任したルーは、約2シーズン半にわたりチームを指揮。1年目にレブロン・ジェイムスと共にキャブスを初優勝へと導くと、続く2シーズンではリーグ制覇こそ成らなかったものの連続でファイナル進出を果たした。
HCデビューから2年半で169勝102敗(プレイオフ含む)の好成績を残したルーだったが、2018年のオフに絶対的エースだったレブロンがキャブスを退団したことで状況は一転。2018-19キャブスが開幕0勝6敗のスロースタートを切ると、ルーは即座にチームから解雇されることとなった。
ルーは2011年から2014年の間にセルティックスとクリッパーズでリバースHCのアシスタントコーチを務めた経験がある。今季から再びスターチームを指揮することとなったリバースHCの補佐役として、同じくスターチームを率いた実績のあるルー以上に適任な人材はいないかもしれない。
なお今オフのルーはレイカーズの新HC候補にも名前が挙がっていたが、両者は契約合意に至らず、最終的にレイカーズはフランク・ボーゲルをヘッドコーチに迎えた。
Image by Erik Drost
参考記事:「Yahoo Sports」