K.デュラントとD.ウェイドがすでに交戦状態、白熱するツイッターバトル
2013NBAシーズン開幕まで、残すところ後1ヶ月。何やら、ケビン・デュラントとでウェイン・ウェイドの間で、早くも火花が激しく飛び散っている。事の発端は、米『Sports Illustrated』が発表した「2013-14年プレーヤーランキング」だ。
「SI」のランキングトップ10は以下の通り:
10 | カーメロ・アンソニー | ニックス |
9 | コービー・ブライアント | レイカーズ |
8 | ドウェイン・ウェイド | ヒート |
7 | ドワイト・ハワード | ロケッツ |
6 | ティム・ダンカン | スパーズ |
5 | ラッセル・ウェストブルック | サンダー |
4 | トニー・パーカー | スパーズ |
3 | クリス・ポール | クリッパーズ |
2 | ケビン・デュラント | サンダー |
1 | レブロン・ジェームズ | ヒート |
当然ながら、このランキングに対しては様々な反対意見がある。「なんでデリック・ローズが入ってない?」「カーメロはもっと上だろ」など…。当ランキングの2位に選ばれたデュラントも、そんな異論を唱えた内の一人だ。
デュラントは米スポーツメディア「Cine Sports」のインタビューで、「ウェイドの代わりに、ジェームス・ハーデンをトップ10に入れるべきだ」と発言。ちなみにハーデンのランクは11位だった。
デュラントの発言がよほどウェイドの癇に障ったのか。ウェイドはすぐさまツイッターを通して「手書きノート」の写真を共有。そこには、こんなメッセージが書き記されていた:
9月24日2013年:
ケビン・デュラントが、俺の代わりにハーデンをトップ10に入れるべきだと言った…。
「自分へのメモ」:
お前の歴史上の地位に対して、奴に敬意を払わせろ…、もう一度
「お前とはこれまでの功績が違うんだ」と言わんばかりだ。確かにウェイドは3回の優勝経験があり、2012年のファイナルではデュラント率いるサンダーをコテンパンに叩きのめしているので、それなりに説得力もある。
このウェイドのメモに対して、こんどはデュラントがツイッターで反撃:
「ツイートじゃなく、証明してみろ」という、シンプルながら闘争心がうかがえるメッセージを送った。
これを受け、次はウェイドのチームメイト、ユドニス・ハスレムがバトルに参戦。「俺のスリー(3つのチャンピョントロフィー)は、お前のスリー(シュート)よりも素晴らしい」というコメントと共に、以下の写真を投稿している。
※ ※ ※
これら一連のツイッターバトルをくだらないと思うかもしれないが、こういう事情を知ったうえでNBAをみると、試合がより楽しめる。来季にサンダーとヒートが最初にぶつかり合うのは、来年の1月29日となる。
追記 – 9月27日:
米26日、ツイッターバトルの震源であるジェームス・ハーデンが「Comcast Sportsnet」のインタビューで、「もちろん俺はトップ10に入っている」とランキングについて付言。さらにチームメイトのドワイト・ハワードも、「間違いない。ハーデンには、歴代で最も偉大なSGの一人になれる素質がある」とハーデンを後押しした。
現時点でウェイドとハーデンはどちらが上か?意見の分かれるところだ。
▼ウェイドのキャリアトップ10プレイ
▼ハーデンの2012年トップ10
Thumbnail:「YouTube」
ソース:「SI.com」