ウォリアーズがNBA史上最速でシーズン50勝に到達
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地22日、フィリップス・アリーナで行われたアトランタ・ホークス戦に102-92で勝利。シーズン成績を50勝5敗とし、NBA史上最も少ない試合数で50勝に到達したチームとなった。
▼歴代NBA最速50勝記録
チーム | シーズン | 試合数 | |
1 | ウォリアーズ | 2015-16 | 55 |
2 | ブルズ | 1995-96 | 56 |
3 | 76ers | 1982-83 | 57 |
3 | ブルズ | 1996-97 | 57 |
5 | 76ers | 1966-67 | 58 |
5 | レイカーズ | 1971-72 | 58 |
なお、上記のチーム(ウォリアーズ以外)はいずれもその年にNBA制覇を果たしている。
今季のウォリアーズは、32試合で二桁点差の快勝(リーグ2位)、26試合が敵地での勝利(リーグ1位)、25試合で勝率5割以上のチームに勝利(リーグ1位)、3試合で15点+ビハインドからの逆転勝利(リーグ3位タイ)を記録し、3シーズン連続での50勝超えを達成した。
22日の試合は、ウォリアーズが序盤から攻守で圧倒し、第3Q中盤でこの日最大の23点リードを獲得。このままワンサイドゲームで終わると思われたが、ホークスは33-6のランで怒涛のカムバックを展開し、第4Q開始直後で4点のリードを奪うことに成功する。
わずか7~8分で20点差をひっくり返されてしまったウォリアーズだが、そこから一気にアクセル全開で反撃を開始。ディフェンス面ではアンドリュー・ボガットがブロックショット連発でリムを死守して大きく流れを変えると、クラッチタイムにはスプラッシュブラザーズがオフェンスをテイクオーバー。ウォリアーズは試合ラスト10分間を23-10でアウトスコアして、敵地での勝利を収めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 30 | 28 | 18 | 26 | 102 |
ATL | 15 | 24 | 36 | 17 | 92 |
ウォリアーズはステファン・カリーが36得点/8アシスト、クレイ・トンプソンが27得点をそれぞれマーク。これでカリーは126試合連続(レギュラーシーズン)で最低1本のスリーポイントシュートを成功させたことになり、あと1試合でカイル・コーバーが保持するNBAの3P連続試合記録(127)に並ぶ。
他には、終盤に好ディフェンスで大貢献したボガットが11リバウンド、4アシスト、5ブロックをあげている。
▼カリー、ホークス戦36得点
一方のホークスは、アル・ホーフォードが23得点、16リバウンド、6アシスト、5ブロック、3スティールという「5×5」まであと一歩のオールラウンドパフォーマンスで大奮闘。第3Qカムバックの起爆剤となったデニス・シュローダーは、18分の出場で18得点/6アシストをマークした。
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ボックススコア:「NBA」