ウェストブルックがOKC初凱旋で34得点、古巣ファンから大声援
NBAでは現地9日、チェサピーク・エナジー・アリーナでオクラホマシティ・サンダーとヒューストン・ロケッツが対戦。ホームチームのサンダーが113-92で圧勝し、今季成績を22勝16敗とした。
この日の試合では、今季からロケッツの一員となったラッセル・ウェストブルックが移籍後初めて古巣オクラホマシティに遠征。
▼「Zero Regrets」
予想通り、OKCは元フランチャイズスターの凱旋を手厚く歓迎した。
試合前のイントロでは、ウェストブルックのトリビュートビデオを上映。ビデオが終わってウェストブルックの名前がアナウンスされると、アリーナはスタンディングオベーションに包まれる。
ウェストブルックは試合には敗れたものの、ゲーム最多の34得点で奮闘。試合後の記者会見では、「ホームにいる気持ちになった」と古巣の球団とファンたちに感謝の気持ちを伝えた。
ウェストブルックはサンダーに在籍した11シーズンで23.0得点、8.4アシスト、7.0リバウンドを平均。2016-17にはシーズントリプルダブルを達成してMVPを受賞している。元チームメイトのケンドリック・パーキンスは、ウェストブルックこそがサンダー史上最高の選手であり、『Mr.サンダー』であるとした。
サンダー絶好調
なお勝利したサンダーは、ダニーロ・ガリナリが23得点/11リバウンド、シェイ・ギルジアス・アレクサンダーが20得点、クリス・ポールが18得点/4アシストでチームを牽引。第1Qを37-21で上回って主導権を握ると、そこからは最後まで二桁リードを維持する完全勝利だった。
▼CP3
12月に入ってからのサンダーは、20試合でリーグ2位の15勝5敗と絶好調。現在ウェスト7位で、2位ナゲッツとの差はわずか4.5ゲームだ。プレイオフ第1ラウンドでのホームコートアドバンテージを勝ち取る可能性も十分にある。
ボックススコア:「NBA」