ラッセル・ウェストブルック 「ユーロチームのオフェンスはNBAの10倍優れている」
プレシーズンのヨーロッパ遠征2試合で、新チームとしてのスタートを切ることとなった今年のオクラホマシティー・サンダー。
レアル・マドリードに続いてFCバルセロナと、スペインの強豪2チームと対戦し、成績は1勝1敗。両チームとも、アシスト数でサンダーを上回る大健闘をみせた(2試合の合計アシスト数はサンダーが39本、マドリード/バルセロナが56本)。ラッセル・ウェストブルックは、NBAとのプレースタイルの違いを肌で感じたようで、「オフェンスのシステムはNBAよりも優れている」とユーロチームを称賛するコメントを残している。
「ヨーロッパのチームをガードする大変さを理解している人は少ないと思う。彼らのオフェンスはNBAの10倍優れているよ。たくさん動き回るからさ。NBAと比べてタレントが少ないこともあり、彼らは点を取るために、いろいろなことをやらなければならないんだ」
▼サンダーvsレアル・マドリード
サンダーのビリー・ドノバンHCも、スペインチームのスタイルにアジャストするのに少し時間がかかったとしている。
「(2試合目で)我々の選手たちはヨーロッパ流のペースやリズム、オフェンスに慣れてきた。スピードやカットのタイミングに順応してアジャストするのに、恐らく1日かかったよ」
リーグ屈指の1on1スコアラーであるケビン・デュラントを失ったサンダーにとって、ボールシェアの充実はこれまで以上に重要となる。NBA.comのデータによれば、昨季のサンダーは、1試合あたりのパス回数でリーグ最下位を記録している。
参考記事:「The Score」