ラッセル・ウェストブルックが右手骨折、4~6週間離脱の可能性も
シーズン開幕早々、また一人スーパースターが戦線離脱する模様。今度はすでに負傷者続出で崖っぷちのオクラホマシティ・サンダーから、ラッセル・ウェストブルックがいなくなる。『NewsOK』の報道によると、怪我は第2中手骨の骨折とされており、6週間ほどする欠場する可能性があるという。
ウェストブルックは30日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦の第2Qで、オフェンスリバウンドを取りにいった際に他の選手と接触し、右手を負傷した様子。
ウェストブルックはすぐに苦痛を訴え、そのままロッカールームに移動した。後半にはアイスバッグを持ってベンチに姿を見せたが、ゲームには戻っていない。試合後、サンダーのスコット・ブルックスHCがウェストブルックの骨折を発表した。
エースのケビン・デュラントをはじめ、レジー・ジャクソンやアンソニー・モローなど、すでに多くの負傷者を出しているサンダーにとって、頼みの綱だったウェストブルックの離脱はまさに致命的。とてつもなくポジティブに考えれば、通常出番の少ないベンチプレーヤーたちが経験値を稼ぐチャンスといえるが、最悪の場合プレイオフ進出を逃すことにもなりかねない。ウェスタンカンファレンスはアンフェアなほどタフだ。
ウェストブルックはシーズン開幕戦のブレイザーズ戦で38得点、6リバウンド、3スティールを獲得。試合には敗れたものの、デュラントがいないチームを一身に背負う怒涛のパフォーマンスをみせた。
昨シーズンのデュラントとウェストブルックは、1試合平均で合計53.8得点を記録。これはチーム合計の50%以上に相当する。
ソース:「NewsOK」