メッタ・ワールドピース、20ヶ月ぶりにNBAのコートに復帰
9月にロサンゼルス・レイカーズと1年のノンギャランティー契約を結んだメッタ・ワールドピースが現地6日、ハワイのホノルルで行われたプレシーズンのユタ・ジャズ戦で、約20ヶ月ぶりにNBAの試合に出場した。
2014年2月にニューヨーク・ニックスから解雇された後、2014-15シーズンを中国とイタリアのリーグでプレーしたワールドピース。レイカーズ復帰戦となったこの日の試合で、第1Q5分49秒に初めてチェックインすると、早速その30秒後には、ボールを追いかけてベンチにダイブするワールドピースらしいハッスルプレーをみせた。
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ワールドピースは21分の出場で7得点、4リバウンドを記録している。
試合は、第4Q残り28秒にジャズのジェフ・ウィズィーが同点のダンクを成功させ、そのまま延長戦に突入。OTでは、残り時間5秒にロドニー・フッドが2本のフリースローを沈めてリードを3点とし、ジャズが117-114でレイカーズに勝利した。
ジャズは、アレック・バークスがゲームハイの27得点、6アシスト、3スティールでチームを牽引。フッドが21得点、トレイ・バークが15得点、5アシストでそれぞれ勝利に貢献した。
敗れたレイカーズは、ルー・ウィリアムズがチームハイの20得点、ロイ・ヒバートが16得点、11リバウンドのダブルダブルを記録。コービー・ブライアントは、21分の出場で9本中5本のフィールドゴールを成功させ、13得点を獲得している(ハイライト)。
またジュリアス・ランドルは、58%の高いFG成功率で、16得点、5リバウンド、4アシスト、3スティールとオールラウンドに大活躍した。
▼ジュリアス・ランドル、ジャズ戦ハイライト
ヒバートは試合後のインタビューで、「ジュリアス・ランドルはレイカーズの未来。次世代NBAの顔になる。彼のサイズであんなプレーができるとなれば、ポテンシャルは無限大だ。ジュリアスのような選手はこれまで見たことがない」と大絶賛。同じくコービーも、ランドルのことを「奴はザック・ランドルフの体格を持ったラマー・オドムだ」と高く評価した。
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ボックススコア:「NBA」