ザイオンやモラントら2019年NBAドラフト組から3選手がマックスのルーキー延長契約をゲット
プロ3年目を終えたばかりで、来季にルーキー契約最終年に突入する2019NBAドラフトの1巡目指名組。
今オフでは、契約交渉解禁5日目の現地7月4日の時点で、2019ドラフト組から1位指名のザイオン・ウィリアムソン、2位指名のジャ・モラント、5位指名のダリアス・ガーランドが5年/1億9300万ドルでのマックス延長契約を獲得した。
2021-22シーズンのNBAでは、メンフィス・グリズリーズのモラントが27.4得点/6.7アシスト、クリーブランド・キャバリアーズのガーランドが21.7得点/8.6アシストを平均し、それぞれキャリア初のオールスター選出で大ブレイク。
一方で、ニューオリンズ・ペリカンズのウィリアムソンは3年目の昨季を怪我で全休したが、圧倒的なポテンシャルと2年目の実績(FG成功率61.1%から27.0得点平均!)を高く評価され、マックスでのルーキー延長契約を勝ち取った。
なお3人とも、来季2022-23シーズンにオールNBAチームもしくはDPOYに選出されれば、ルーキースーパーマックスの条件をクリアできるため、契約金が1億9300万ドル(25%マックス)から2億3100万ドル(30%マックス)へと跳ね上がる。
▼モラントは2022年のMIPに選出
ちなみに、1年先輩となる2018年ドラフト組では、デビュー3年目から4年目の間の昨年オフシーズンに、ルカ・ドンチッチとトレイ・ヤング、シェイ・ギルジアス・アレクサンダー、マイケル・ポーターJr.の4選手がマックスでのルーキー延長契約をゲット。ドンチッチとヤングの2人は30%スーパーマックスの条件を満たした。
ザイオン、モラント、ガーランドの他に2019年ドラフトクラスからマックス契約を手にできる可能性がありそうなのは、3位指名のRJ・バレット(ニックス)と13位指名のタイラー・ヒーロー(ヒート)。
またウォリアーズのジョーダン・プールや、スパーズのケルドン・ジョンソン、ロケッツのケビン・ポーターJr.ら同期たちがどんな契約を手にできるのかに注目だ。
参考記事:「NBA」