ロケッツがラプターズを破り8連勝、ハーデンは今季10回目のTD
ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンが、現地8日にエア・カナダ・センターで行われたトロント・ラプターズ戦で40得点、11アシスト、10リバウンドをマークして、今季10度目のトリプルダブルを達成。ロケッツは第3Qの13点ビハインドから逆転して連勝記録を8に伸ばし、ウォリアーズ、スパーズに続いて、今季30勝に到達した3番目のチームとなった。
▼キャリア通算19回目のTD
▼2016-17トリプルダブルリーダー(1月8日現在)
プレーヤー | チーム | TD |
ラッセル・ウェストブルック | サンダー | 17 |
ジェイムス・ハーデン | ロケッツ | 10 |
レブロン・ジェイムス | キャブス | 3 |
ヤニス・アデトクンボ | バックス | 2 |
ジュリアス・ランドル | レイカーズ | 2 |
ドレイモンド・グリーン | ウォリアーズ | 2 |
ラプターズ戦でのハーデンは、圧倒的なパフォーマンスを見せつける一方で、ややミスも多く、10ターンオーバーを記録。Elias Sportsによると、ターンオーバーがNBAの正式なスタッツとなった1977-78以降で、40得点トリプルダブル+10ターンオーバーのクアドルプル・ダブルが記録されたのは初めてだという。
この日のロケッツの勝利には、ハーデンのTDの他にも、セカンドユニットの活躍が大きかった。第1~3ピリオドの大部分でラプターズにペースを握られていたロケッツだが、ハーデンの第3Qブザービータースリーをきっかけに猛反撃を展開。第4Q開始から3分間でハーデンのいないラインアップが15-0のランを仕掛けて、一気に二桁リードを奪うと、その後はラプターズを2ゴール差位以内に近寄らせず、そのまま逃げ切った。
ロケッツのベンチは、モントレズ・ハレルが13本中12本のFG成功で28得点、エリック・ゴードンが19得点をマーク。スターターでは、トレバー・アリーザが5本のスリーを沈めて17得点をあげている。
▼モントレズ・ハレル
今季を6勝5敗でスタートしたロケッツだが、パトリック・ビバリーが11月半ばに復帰してから快進撃を続けており、直近28試合ではリーグトップとなる24勝4敗の好成績を収めている。
2連敗となったラプターズは、デマー・デローザンがチームハイ36得点、デマーレ・キャロルが26得点で奮闘した。
ボックススコア:「NBA」