ようやくシクサーズが試合に勝利!!!
シーズン開幕から約5週間、フィラデルフィア・セブンティシクサーズが現地3日の試合でミネソタ・ティンバーウルブズを破り、ついに念願の初勝利。開幕からの連敗を17で食い止め、歴代NBAワーストシーズンスタート記録の更新という大失態をギリギリで回避した。
▼NBAのワースト開幕連敗記録
シーズン | チーム | 連敗 | シーズン成績 |
2009-10 | ネッツ | 18 | 12勝70敗 |
2014-15 | シクサーズ | 17 | ? |
1998-99 | クリッパーズ | 17 | 9勝41敗(ロックアウト) |
1988-89 | ヒート | 17 | 15勝67敗 |
この日の試合は、審判がジャンプボールの方向を間違えたことにより、ティップオフから16秒後にまた初めからゲームを仕切りなおすという奇妙な形でスタート。シクサーズは無意味に反対側のゴールを攻めさせられた挙句、最初に獲得したシューティングファウルを取り消される羽目になった。
このグダグダ感が試合にも少し影響したのか、両チームとも序盤からターンオーバーやシュートミスを連発。34-32のウルブズ2点リードというロースコアでハーフタイムを迎える。
後半に入るとややペースが上がり、試合は何度もリードチェンジを繰り返した末にワンゴール差で第4Q残り2分に突入。そこからシクサーズが2本のスリーを含む10-2のランで一気に点差を広げ、85対77で今季初勝利を手にした。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
PHI | 23 | 9 | 25 | 28 | 85 |
MIN | 13 | 21 | 22 | 21 | 77 |
▼シクサーズ対ウルブズハイライト
シクサーズは、マイケル・カーター=ウィリアムズがチームハイの20得点、9アシスト、9リバウンドを獲得してチームを牽引。試合後のインタビューでは、「1勝目を挙げたことで、だいぶ気持ちが晴れた。他のチームメイトも同じ気持ちだろう」と胸をなでおろした。ウィリアムズは過去3試合で平均20.7得点、10.7アシスト、10リバウンドと渾身の活躍をみせている。
初のプロ公式戦勝利を味わったナーレンズ・ノエルも喜びのコメント:
「フィラデルフィアの街のために勝利を手にすることができて最高の気分だ」
– ナーレンズ・ノエル
▼76ersの勝利後初ツイート
さらにシクサーズの元スーパースター、アレン・アイバーソンもツイッターで祝福のメッセージを発信した:
「おめでとう、若き仲間たち。戦い続けろ、そして強くあれ」
– A.I
次なる目標はホームでのシーズン初勝利だ。
Image via Twitter/@Sixers