ダレン・コリソンが2月の復帰を検討中、契約先はLAチームか
31歳の若さで現役引退したばかりのダレン・コリソンが、さっそくカムバックを検討している模様。ESPNが報じている。
2019年NBAフリーエージェンシーが解禁となる直前の昨年6月28日、コリソンは「家族との時間、エホバの証人としての活動を優先したい」という理由で引退を表明。あまりにも突然で若くしての引退宣言だったため、その一報はリーグを驚かせた。ESPNによると、コリソンが復帰する場合、2月6日のトレードデッドライン以降になると見られている。
2009年ドラフト21位指名でNBA入りしたコリソンは、キャリア10シーズンをインディアナ・ペイサーズやサクラメント・キングスなど5球団でプレイ。レギュラーシーズン708試合で12.5得点、5.0アシストを平均した。
コリソンは非常に優秀なアウトサイドシューターであり、過去4シーズン連続でスリー成功率40%以上を記録(キャリア39.4%)。ポストシーズンの経験も豊富で、安定したプレイメイク力も持っている。バックアップPGとしては理想的な選手なので、多くのプレイオフチームがコリソンを獲得したいと考えるだろう。
ただESPNのAdrian Wojnarowski記者が関係者から得たという情報によれば、コリソンはロサンゼルス・レイカーズもしくはロサンゼルス・クリッパーズとの契約を希望しているとのことだ。
なおコリンズは、2013-14シーズンにクリス・ポールのバックアップとしてクリッパーズで活躍。ペイサーズ時代には、現レイカーズHCのフランク・ボーゲル指揮下で1シーズン半をプレイした経験がある。
現時点では、クリッパーズよりもレイカーズの方がガード陣の補強を必要としている印象。クリッパーズもPGポジションがやや手薄だが、カワイ・レナード、ポール・ジョージ、ルー・ウィリアムズのいずれかが常にコートにいて司令塔の役割を担っている。コリソンが活躍の機会を優先するなら、レイカーズが理想的かもしれない(クリッパーズはセンターポジションを補強したいところ)。
またダラス・マーベリックスやフィラデルフィア・76er、ヒューストン・ロケッツといったチームでも、コリンズのスキルセットは重宝されるはずだ。
参考記事:「ESPN」