ブレイク・グリフィンが右肘手術で戦線離脱へ
ロサンゼルス・クリッパーズは現地8日、フォワードのブレイク・グリフィンが右肘のブドウ球菌感染症により少なくともオールスターブレイク明けまで戦線離脱することを発表した。
NBAの報道によると、グリフィンは現地9日に感染した肘の手術を予定しているとのこと。そしてオールスターウィークエンドが終わった後に再検査を受ける。正式な復帰時期は発表されていないが、怪我の性質からして4~6週間の離脱が予想されるという。
ブドウ球菌感染症とは聞きなれない言葉だが、Wikipediaによると次の通り:
黄色ブドウ球菌による感染は、表皮およびその直下の組織に限局した部位に見られることが多い。毛孔や創傷部から感染が起きると、伝染性膿痂疹(とびひ、インペティーゴ)、癤(せつ、フルンケル)、癰(よう、カルブンケル)、蜂巣炎など、表皮限局性の化膿性疾患の原因になる。また、カテーテルや心臓弁など、医療行為に用いる異物に付着して、そこで骨髄炎、関節炎などの深部限局性感染を起こすことがある。これらの疾患で生じる膿瘍内で細菌は増殖するが、さらに細菌の増殖が進むと、スタフィロキナーゼや各種プロテアーゼなどの働きによって病巣周辺の組織を破壊しながら周囲に浸潤し、ときに血流に入って、菌血症や敗血症、急性心内膜炎、肺炎などを引き起こすことがある
– Wikipedia
今季のグリフィンは平均22.5得点でチームをリードしている他、7.5リバウンドとキャリアハイの5.1アシストを記録している。現在33勝18敗でウェスト6位のクリッパーズにとって、グリフィンの離脱は大きな痛手だ。
Image by Keith Allison/Flickr
参考記事:「ESPN」