グリズリーズがアキレス腱断裂のマリオ・チャルマーズをウェイブ
メンフィス・グリズリーズが現地10日、怪我で今季全休が決まったマリオ・チャルマーズをリリースしたことを発表した。
昨年の11月にヒートからトレード移籍したチャルマーズは、グリズリーズでの55試合(7試合で先発)で平均10.8得点、3.8アシスト、1.5スティールを記録。頼りになるバックアップPGとしてチームに大貢献してきたが、現地9日のボストン・セルティックス戦でルーズボールを追いかけようとした際に右アキレス腱断裂の重傷を負い、プレーオフを前にして無念にもシーズン終了となった。
シーズンを3勝6敗でスタートしたグリズリーズだが、チャルマーズ加入後は35勝20敗の好成績を収めている。
▼チャルマーズのシーズンハイ29得点vs. OKC
チャルマーズの解雇について、グリズリーズのクリス・ウォーレスGMは次のようにコメント:
「ベンチからの出場にしても、スターターでの起用にしても、チャルマーズは今季のチームの成功にとって重要な存在だった。しかし彼がシーズン全休の怪我を負ったこと、そしてすでに消耗しきっているロスターのことを考慮すると、ロスタースポットの確保が必須となった」
足の骨折で離脱中のマーク・ガソルをはじめ、主力のマイク・コンリーとザック・ランドルフもここ2試合を欠場するなど、シーズン終盤で怪我人続出に苦しむグリズリーズ。Yahoo Sportsによると、チームは今季をDリーグでプレーしたガードのBriante Weberと10日間契約を結ぶ予定で、さらに先月スパーズからバイアウトされたレイ・マッカラムとも契約交渉を進めているという。
参考記事:「Yahoo Sports」