サンズとグレッグ・モンローがバイアウトに合意
フェニックス・サンズが現地1月31日、今季で契約終了となるセンターのグレッグ・モンローと契約バイアウトで合意した模様。ESPNのAdrian Wojnarowski記者が報じている。
11月にエリック・ブレッドソーのトレードでバックスからサンズへと移籍したモンローは、今季サンズでの20試合で11.3得点、8.0リバウンドを平均。ローポストでの得点力があり、エルボーからのプレイメイクもこなせる選手で、3~4年前にデトロイト・ピストンズにいた頃はダブルダブルを平均する強力なC/PFとして将来を期待されていた。ただその一方で、オフェンスの範囲が狭く、リム守備もやや苦手で、今のリーグが理想とするビッグマン(スリーが打てるもしくはリムが守れる)とは正反対なスタイルなため、徐々に主力として活躍する機会が減っていった。モンローはサンズとのバイアウト成立後にFAとなる。
ESPNの報道によると、ボストン・セルティックスがモンロー獲得に強い興味を示しているとのこと。セルティックスには、怪我でシーズンを全休したゴードン・ヘイワードの代わりに、他の選手とサラリーキャップを超えて契約できるディスエイブルド・プレイヤー例外条項が認められており、最大で840万ドルのサラリーをオファーできるため、他のチームよりも契約交渉を有利に進められるだろう。
あるいは、モンローがプレイタイムを求めるのなら、デマーカス・カズンズを失いフロントコートの補強を必要としているニューオリンズ・ペリカンズが魅力的な移籍先かもしれない。ニューオリンズはモンローの生まれ故郷でもある。
参考記事:「ESPN」