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キャブス ウォリアーズ 第3戦
2015 6 11

【ファイナル第3戦】キャブスがウォリアーズの猛反撃を抑え勝利、レブロン&デリーで60得点の活躍

2015, NBAファイナル, ウォリアーズ, キャブス, ファイナル, 第3戦 17

現地9日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対クリーブランド・キャバリアーズのファイナル第3戦は、レブロン・ジェイムスが再び40得点の大活躍でチームを牽引。終盤のウォリアーズのカムバックを逃げ切ったキャブスが96対91で勝利し、シリーズを2勝1敗とした。

第2戦と同様、この日も序盤から試合をスローペースに引きずり込んで主導権を握ったキャブス。ウォリアーズは、アンドレ・イグドーラが攻守で奮闘して何とか食い下がるも、ステファン・カリーやドレイモンド・グリーン、アンドリュー・ボーガットらの調子がまったく上がらず、前半の得点をシーズンワーストタイとなる37点に抑えられてしまう。

第3Qに入ると、カリーのシュートが徐々に決まり始めたが、ウォリアーズのオフェンスリズムは一向に回復せず。反対にキャブスは、レブロンとマシュー・デラベドバが次々とフィールドゴールを決めて、24-9のランを展開。第3Q終盤までにリードを20点に拡大した。

▼レブロンとデリーの3Qオフェンス

このままキャブスの圧勝に終わると思われたが、17点ビハインドで迎えた第4Qからウォリアーズが怒涛の猛反撃を開始。イグドーラやデイビッド・リーの活躍でチームが勢いに乗ると、カリーにもようやく火が付き、第4Q残り2分45秒でついに1点差にまで迫る。

最大20点のリードを約12分で帳消しにされ、メルトダウン・モード全開だったキャブス。この危機的状況でステップアップし、流れを大きく変えたのは、デラベドバだった。

キャブスは、このプレーで4点差にすると、続くポゼッションでレブロンがスリーを沈め、リードを再び3ゴール差に拡大。その後、カリーの連続スリーでまた追い上げを食らうも、ハッスルプレーとフリースローで何とか乗り切り、球団史上初となるホームでのファイナル白星を手にした。

Q1 Q2 Q3 Q4
GSW 20 17 18 36 91
CLE 24 20 28 24 96

キャブスは、レブロンが再び大暴れで、40得点、12リバウンド、8アシスト、4スティールを記録。クラッチタイムには足をつりそうになる場面もあったが、ラスト1分ではウォリアーズのインバウンドパスをスティールしたり、6本のフリースローを完璧に沈めたりと、最後までチームを背負い、勝利に導いた。

今季ファイナルのレブロンは41得点、12リバウンド、8.3アシストを平均中。最初の3試合で合計123得点は、ファイナル史上最多記録だという。

デラベドバ、再びヒーローに

この日のデラベドバは、38分の出場でプレーオフキャリアハイの20得点、5リバウンド、4アシストをマーク。体を張ったディフェンスにボールダイブ、スポットアップのキャッチ&シュート、勝負所でのファインプレーなど、ロールプレーヤーとしての仕事をほぼ完璧にこなし、勝利に大貢献した。

試合後、デラベドバは重度の筋けいれんにより病院で点滴を受けたそうだ。

キャブスのディフェンス

第3戦でのキャブスは、最初の3クォーターでウォリアーズを55点に抑える好ディフェンスを展開した。プライオリティーは、できる限りカリーにボールを持たせないこと。

ピック&ロールを守る際は、スイッチせずにスクリーナーを放置して、ダブルチームでカリーをサイドラインに追いやり、ボールを手放させる。

ここでスクリーナー(主にドレイモンド・グリーン)がエルボーや3Pラインあたりでノーマークの状態になるのだが、思うようにミドル~ロングのジャンプショットを決められない。グリーンは、ドライブを仕掛けてもティモフェイ・モズコフに阻止される一方、プレーメイキングでも苦戦し、ペイントエリアでの2 on 1のチャンスをなかなか得点に変えられなかった。

またオフボールでは、デラベドバやイマン・シャンパートがカリーに張り付いて、オープンショットを徹底的に阻止。ファイナル第2,3戦では、カリーがスクリーンを抜けてキャッチ&シュートからスリーを沈める場面をほとんど見ていない気がする。

それでもカリーは凄かった

第2戦に引き続き、1Q~3QをFG成功率36%の10得点に抑えられたカリーだが、第4Qに入ってからMVPの姿を取り戻し大爆発。試合ラスト8分だけで、5本のスリーを含む6本のシュートを成功させ、17得点を獲得している。とくに残り時間3分からは、難易度マックスのタフショットを気持ち悪いほど決めてきた。

最終的にカリーは、7本のスリーポイント成功で27得点を記録した。

ウォリアーズは他に、イグドーラが15得点、クレイ・トンプソンが14得点をそれぞれマーク。この日がファイナル初出場となったリーは、11分のプレータイムでFG成功数4本中4本の11得点、4リバウンドを獲得している。

その一方で、グリーンとボーガットのビッグマンコンビは合計でわずか11得点に終わった。

Image via YouTube/NBA

ボックススコア:「NBA」

ブラッドリー・ビール 「デラベドバはリーグで最もタフなディフェンダーの1人」 デラベドバの地元オーストラリアに「デラベドバ・ドーム」が誕生するかも

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