【MEM vs. OKC第2戦】グリズリーズがOTでサンダーに勝利、シリーズタイに
21日に行われたプレイオフ第1ラウンド、メンフィス・グリズリーズ対オクラホマシティ・サンダーの第2戦は、オーバータイムに渡る死闘の末、グリズリーズが111対105で勝利。シリーズを1勝1敗のタイに戻した。
グリズリーズの5点リードで迎えた第4Q残り13秒。絶体絶命の状況の中、ラッセル・ウェストブルックからのパスをサイドラインぎりぎりで受けたケビン・デュラントが、バランスを崩しながらのスリーポイント+カウントワンスローとなる4点プレーを成功させ、サンダーは1点差にまで詰め寄った。
その後、グリズリーズのマイク・コンリーがフリースローを1本決め、試合は2点差に。続くサンダー最後の攻撃では、ウェストブルックがスリーポイントアテンプトに失敗するも、ケンドリック・パーキンスがオフェンスリバウンドを確保。この試合でパーキンス唯一のフィールドゴールを終了のブザーと同時に沈め、試合は延長戦に突入した。
劇的なカムバックをみせたサンダーだが、OTではデュラントが6得点をあげたのみ。反対にグリズリーズは、ザック・ランドルフが決勝ゴールとなるレイアップを含む8得点を5分間で叩きだし、チームを勝利に導いた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | OT | ||
MEM | 24 | 22 | 22 | 31 | 12 | 111 |
OKC | 16 | 27 | 22 | 34 | 6 | 105 |
▼第2戦ハイライト
グリズリーズは、ランドルフが25得点を記録した他、合計で5選手が2桁台の得点をマーク。一方のサンダーは、デュラントがゲームハイの36得点を獲得するも、ウェストブルック(29得点)、セルジ・イバカ(15得点)の他に10点以上あげた選手がおらず、特にオーバータイムでチームメイトからのヘルプを得られなかった。
▼ノーカウントだったウェストブルックのモンスターダンク
これでシリーズは1勝1敗のタイとなり、ホームコートアドバンテージはグリズリーズにシフト。第3戦は24日にメンフィスで行われる。
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