ダレン・コリソンがエイトンを完璧にアンクルブレイク
ペイサーズのダレン・コリソンが、ドラフト1位の大型新人ディアンドレ・エイトンにプロの洗礼だ。
現地27日に行われたペイサーズ対サンズ戦の第1Q中盤、ピック&ロールから敵陣に攻め入ったコリソンは、スイッチしたセンターのエイトンをクロスオーバーで華麗に抜き去り、そのままレイアップに成功。腕でプッシュしたり、たまたま足を引っかけたり、エイトンが濡れたフロアで足を滑らせたりしたわけではなく、相手を足首から転ばせる完璧なアンクルブレイクだったため、敵地のファンからも歓声が上がった。
エースのビクター・オラディポが膝の怪我で欠場していたこの日のペイサーズは、ドマンタス・サボニスがチームハイ21得点/16リバウンド、マイルズ・ターナーが16得点/12リバウンド、コリソンが11得点/11アシストと、3選手がダブルダブルをマークしてチームを牽引。敗れたサンズは、T.J.ウォーレンが25得点、デビン・ブッカーが20得点をあげた。
序盤に足首を破壊されたエイトンだったが、試合を通してインパクトを残し、18得点、12リバウンドのダブルダブルで奮闘。エイトンはマブスのルカ・ドンチッチに引けを取らないほど上々なルーキーシーズンを送っており、デビュー20試合の時点ですでに通算340得点/210リバウンドを獲得している。
なお新人選手がキャリア最初の20試合で300得点/200リバウンドに到達したのは、2010-11のブレイク・グリフィン以来初。それ以前だと、1997-98のティム・ダンカン、1992-93のシャキール・オニールにまで遡る。エイトンは本当に将来が楽しみな逸材だ。
ボックススコア:「NBA」