アイザイア・トーマスが試合開始88秒で退場処分に
ここ17年間のNBAにおける最短記録だ。
現地3日にキャピタルワン・アリーナで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ対ワシントン・ウィザーズ戦でのこと。試合開始からわずか88秒で、ウィザーズのアイザイア・トーマスが一発退場を言い渡された。
NBAのルールでは、選手やコーチが故意に審判に接触すると退場処分となる。今回のケースでは、転びそうになったための不可抗力かもしれないが、トーマスが審判を軽く突き飛ばす形となってしまった。
ESPNによると、試合開始から2分以内で退場処分となった選手は、2002年12月のグレッグ・オスタータグ(ユタ・ジャズ)以来だという。ちなみにヘッドコーチの退場ではもっと短い記録があり、昨季4月にはサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCが開始63秒でコートを追い出されている。
トーマスが退場処分を受けたのは、これで今季2度目。1度目は12月21日の76ers戦で、罵声を飛ばした敵地ファンに詰め寄ろうと試合中にもかかわらず観客席まで乗り出してしまったためだ。
トーマスはこの行為により、2試合の出場停止処分を科されている。
なお同日の試合は、ロードチームのブレイザーズが122-103でウィザーズに快勝した。
ボックススコア:「NBA」