【動画】ネッツのJ.ジョンソン、第3Qに8本のスリーでNBA記録タイ
16日に行われたブルックリン・ネッツ対フィラデルフィア・セブンティシクサーズの試合で、ジョー・ジョンソンが自己キャリア最高レベルのシューティングを披露した。
この日のジョンソンは、ネッツ10点リードで迎えた後半から覚醒。第3Qだけでフィールドゴール13本中10本の29得点を獲得し、相手チームのクォーター得点をたった一人で上回った。その内の8本はスリーポイントシュートで、この数字は元バックスのマイケル・レッドが2002年に達成した「1クォーターの最多スリーポイント記録」と並ぶ。
綺麗なアーチを描きながら、スリーが次々とリングに吸い込まれている。極めつけの4点プレーでは、興奮しきった実況アナウンサーが「奴は人間じゃない!」と絶叫。試合は130対94でネッツが圧勝した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
PHI | 22 | 26 | 25 | 21 | 94 |
BKN | 32 | 26 | 42 | 30 | 130 |
第3Q終了時点ですでに決着がついていたため、第4Qの大部分をベンチで過ごしたジョンソンだったが、それでもシーズンハイの37得点を獲得した。
以下は第3Qのジョンソンのシューティングチャート。ここまで絶好調なシューティングには、NBAと言えど滅多にお目にかかれない。
https://twitter.com/TheBKGame/status/412771075164893186/
この試合でジョンソンは、合計10本のスリーポイントに成功。あと3本でNBA新記録というところだったが、ネッツのジェイソン・キッドHCによると、第4Qに入ってジョンソン自らベンチに下がることを望んだそうだ。
試合後のインタビューで、「(記録については)気にかけていなかった。他の選手にもプレーするチャンスを与えたかった」と語った。現在の1試合スリー成功数記録は、コービー・ブライアントとドニエル・マーシャルが持つ12本。ちなみにチームメイトのデロン・ウィリアムスは、昨シーズン3月に1試合で11本のスリーポイントに成功している。
この日の勝利を含めると、ネッツは過去5試合で4勝1敗。ようやくエンジンがかかってきたか?
Video:「YouTube」