マーカス・スマートがマット・ボナーに急所パンチで退場処分に
サンアントニオ・スパーズのマット・ボナーが、現地20日に行われたボストン・セルティックス戦でキレそうになった。スクリーンをセットした際に、セルティックスのマーカス・スマートから悪意がありそうな急所攻撃を食らったためだ。
スマートは一体何を考えていたのか?「最初のスクリーンでバランスを崩したため偶然マット・ボナーの股間部分に手が当たってしまった」みたいな可能性も0.9%くらいあるかもしれないが、マット・ボナーとの接触の直前に腕を振り上げているようにしか見えない。このチープショットにはさすがのマット・ボナーも珍しくキレそうになり、スマートの前に立ちはだかって睨みつけた。
スマートは試合後に「不慮の事故だった」と弁明したが、セルティックスのブラッド・スティーブンスHCは「許されないプレー」とコメントしている。
「私の見たところでは、許されないプレーのようだった。あれはやってはいけない。単純なことだ」
– スティーブンスHC
いくらルーキーとはいえ、絶対にやってはならないことがある。マット・ボナーをキレさせてはいけない。スマートはフレグレントファウル2で即退場となったが、後日に罰金や出場停止など追加処分が下ることだろう。
試合は、マット・ボナーがキレかけた時点で22点差と、スパーズの圧倒的なワンサイドゲームだったが、そこからセルティックスが18-3のランを展開し、残り時間4分30秒で7点差にまで詰め寄る。しかしその後ポポビッチHCがスタメンをフロアに戻すとスパーズはすぐに点差を二桁台に戻し、最終的に101対89で快勝を収めた。
参考記事:「ESPN」