ニック・ヤング、チームメイトへのパスをインターセプトして決勝スリー
ロサンゼルス・レイカーズのニック・ヤングが、現地22日のオクラホマシティー・サンダー戦で、すごくヤングらしいスタイルでチームに勝利をもたらした。
サンダーの1点リードで迎えた第4Q残り10秒、レイカーズはルーキーのブランドン・イングラムがドライブからトップにいたルー・ウィリアムズにキックアウトパスを出したところ、ヤングがウィークサイドから颯爽と現れて、そのボールをインターセプト。そのままステップを整え、残り5秒で逆転のスリーを沈める。
昨季までのスワギー・Pなら外していそうなショットだが、今季のヤングは一味違う。
ヤングは試合後、コービー・ブライアントやロバート・オーリー、デレック・フィッシャーら先輩レイカーズのゲームウィナーと自身のショットを比較し、「僕のは少しユニークだ。チームメイトからスティールしたからね」とコメント。ルーク・ウォルトンHCは、「試合終了間際にニックをコートに置いておきたい理由は、彼が大事な場面でも臆さないからだ」と称賛した。
この日の試合は、ラッセル・ウェストブルックの第4Q17得点により、サンダーが残り時間6分45秒の14点ビハインドから猛反撃を仕掛け、残り時間13秒にスティーブン・アダムスのプットバックで逆転に成功するも、レイカーズはヤングのスリーで再びリードを奪還。サンダーは続くタイムアウト明けのポゼッションで、ウェストブルックのスリーで逆転勝利を狙うも失敗に終わり、そのまま時間切れとなった。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
OKC | 16 | 32 | 26 | 35 | 109 |
LAL | 29 | 20 | 31 | 31 | 111 |
成績を8勝7敗としたレイカーズは、ジョーダン・クラークソンがチームハイの18得点、ヤングが17得点をそれぞれマーク。合計で6選手が二桁得点を獲得した。レイカーズが11月終盤で勝率5割以上をキープするのは、2013年以来初となる。
同じく8勝7敗となったサンダーは、ウェストブルックが34得点/13アシスト、スティーブン・アダムスが20得点を記録した。
▼アダムスは自己ベストの20得点
ボックススコア:「NBA」