レイジョン・ロンドがクレバーな戦略で身長差ジャンプボールに勝利
ハングリーモードに入った時のレイジョン・ロンドは、とてもクリエイティブで見ごたえたっぷりのプレーヤーだ。怪我続きで勝利から少し遠ざかっていたここ数シーズンでは、あまり見られなかった姿かもしれない。
現地1日に行われたダラス・マーベリックス対オクラホマシティー・サンダー戦の第1Q、ファンブルしたボールに飛びついたロンドとミッチ・マクゲイリーの間でジャンプボールがコールされた。2人の身長差は20cm以上あり、どちらが勝つかは一目瞭然。そこでロンドは変化球で勝負に出た。
ロンドはマクゲイリーがタップする方向を先読みしてボールをインターセプト。再びボールはファンブルしたがすぐに奪い返し、そのまま前を走るチームメイトにパスを出して、イージーなファーストブレイクダンクにつなげた。スーパーファインプレーだ。
ただ、これはルール的にありなのか?2年前に当時ブルズのネイト・ロビンソンが同じようなプレーをやった時は、ジャンプボール・バイオレーションを取られている。
NBAルールブックのジャンプボールに関する事項には次のようにある:
- d. ジャンパーは、ボールがタップされるまで自身のジャンプサークル半円の外に出てはならない
- e. ジャンパーは、トス/タップされたボールが他の8選手もしくはフロア、リング、バックボードのいずれかに触れるまでキャッチしてはならない
ロンドの場合は、すぐにポゼッションを確保せずに、1度ボールをマクゲイリーにタップバックしたからセーフだったのか?それともたまたまレフリーが笛を鳴らさなかっただけなのか。
via iggyazaleatown