これぞ芸術!?サンダーが超レアな“ダブルフロップ”を披露
フロップ(英Flop) – バスケ用語: フロップとは、プレイヤー同士が接触する際、大げさに吹っ飛ぶなどの演技により相手のファウルを誘い出すテクニック。これを頻繁に行う選手は、「フロッパー」「フロップ・アーティスト」などと呼ばれる。
フロップはNBAにおいてそれほど珍しいことではない。程度の差はあるが、ほぼどの試合でも一度は目にする。ゲームの流れを変えるプレーになることもしばしば。
とはいえ、多くの選手やファンたちからは軽蔑されている行為で、あまりにもあからさまなものは罰則の対象となる。
そんな中、ロケッツ対サンダーのプレイオフ第5戦で、もはや芸術とも呼べる「ダブルフロップ」が誕生した。フロップ界の重鎮デリック・フィッシャーとケビン・マーティンによる、完璧にシンクロナイズされたフロップだ。
サンダーはこのプレーで、オマー・アシックから見事チャージを引き出した。
ダブルフロップは、攻守間で発生する場合もある。昨年のカンファレンス・ファイナルでは、マヌ・ジノビリとジェームス・ハーデンの間で呼吸バッチリのフロップが演じられた。
ちなみにマーテインは、米スポーツ誌Sports Illustrated(SI.com)から今季の「最優秀フロッパー」に選出されている。最も酷かったフロッププレイに贈られる「フロップ・オブ・ザ・イヤー」は、クリス・ポールが手にした。
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