【サンデーレポート Vol.35】2月23日~3月1日: デアンドレ・ジョーダンが絶好調
NBA2014-15シーズン第18週の気になるニュースや動画をざっとまとめました。サンデーレポートは毎週日曜日にアップします。
【Vol.35】2014-15第18週 – 2月23日~3月1日
順位表(3月1日現在):
ウェスト | イースト | |||
1 | ウォリアーズ | 45-11 | ホークス | 47-12 |
2 | グリズリーズ | 42-16 | ブルズ | 37-22 |
3 | ロケッツ | 40-18 | ラプターズ | 37-22 |
4 | ブレイザーズ | 38-19 | キャブス | 37-23 |
5 | クリッパーズ | 38-21 | ウィザーズ | 34-26 |
6 | マブス | 39-22 | バックス | 32-27 |
7 | スパーズ | 36-23 | ヒート | 25-33 |
8 | サンダー | 32-27 | ネッツ | 24-33 |
9 | ペリカンズ | 31-27 | ペイサーズ | 24-34 |
10 | サンズ | 31-29 | ホーネッツ | 23-33 |
11 | ジャズ | 23-35 | セルティックス | 23-33 |
12 | キングス | 20-36 | ピストンズ | 23-36 |
13 | ナゲッツ | 20-38 | マジック | 19-41 |
14 | レイカーズ | 16-41 | シクサーズ | 13-45 |
15 | ウルブズ | 13-45 | ニックス | 12-46 |
今週の歴史
- 1967年2月24日 – ウィルト・チェンバレンがバルティモア・ブレッツ戦で18本中18本のフィールドゴールに成功。失敗なしの1試合フィールドゴール数最多記録
- 1978年3月1日 – アトランタ・ホークスのジョン・ドリューがニュージャージー・ネッツ戦で、1試合歴代最多の14ターンオーバーを記録
- 1996年2月27日 – シカゴ・ブルズがミネソタ・ティンバーウルブズに勝利し、シーズン成績を50勝6敗に更新。アメリカの4大プロスポーツ(NBA、NHL、MLB、NFL)史上最も少ない敗北数でシーズン50勝に到達したチームとなった
- 2002年2月26日 – チャッキー・ブラウンがキャリア12チーム目となるサクラメント・キングスの試合に出場(最も多くのチームでプレーしたNBA歴代記録)
- 2012年2月26日 – コービー・ブライアントがオールスターゲーム通算271得点目を獲得。マイケル・ジョーダンを追い抜き、新記録を樹立した(現在は280点)
ニュース:
・帰ってきたビーズリー
今季はホームカミングのシーズン。オフにはレブロン・ジェイムス、トレードデッドラインにはケビン・ガーネットとテイショーン・プリンスがそれぞれの古巣に復帰。そして先日、マイケル・ビーズリーがマイアミへのリターンを果たした。
ビーズリーは昨年10月に中国のリーグに移籍。37試合で平均27.1得点、10.4リバウンド、5.2アシスト、1.92スティール、FG成功率51.3%という極めて優秀な成績を残し、CBAのオールスターゲームでは59得点を記録してMVPに輝いている。現地26日にヒートと10日間の契約に合意し、見事NBAに復活した。ビーズリーがヒートと契約するのは3度目となる。
ビーズリーは、NBA復帰試合となった27日のペリカンズ戦で7得点を獲得。続く28日のホークス戦では25分出場し、9得点、3リバウンド、2スティール、6ファウルを記録した。
三度目の正直という言葉がある。反対に、二度あることは三度あるともいう。ビーズリーの3度目の挑戦はどう転ぶか?
・ウェストブルックが顔面を手術
オクラホマシティ・サンダーは現地28日、ラッセル・ウェストブルックが右頬の骨折で手術を受けたことを発表した。
ウェストブルックが負傷したのは、27日に行われたブレイザーズ戦の試合終了直前。チームメイトのアンドレ・ロバートソンの膝が顔面を直撃し、右頬に陥没したような痛々しい跡が残った。
報道によると、ウェストブルックは週内に再検査を予定しており、3月1日のレイカーズ戦は欠場するとのこと。短期間で復帰すると予想されている。
・クリス・ボッシュが退院
肺血栓塞栓症と診断され入院していたマイアミ・ヒートのクリス・ボッシュが、現地28日にサウスフロリダ病院から退院した。今季は全休が決まっており、その後の復帰時期も今のところ未定だ。とりあえず無事に退院できてよかった。
・デアンドレ・ジョーダンがアツい
昨季のクリッパーズは、クリス・ポールの離脱期間中にブレイク・グリフィンがMVPレベルのパフォーマンスでチームを引っ張った。今季は、感染症で欠場しているグリフィンに代わって、デアンドレ・ジョーダンがスーパースター級の大活躍をみせている。
ジョーダンはグリフィンが離脱してからの8試合で、平均17.2得点、18.5リバウンド、2ブロックを記録。フィールドゴール成功率は67.1%で、ターンオーバーは1試合平均わずか1つしか出していない。
加えてディフェンスでの仕事っぷりも素晴らしい。ジョーダンがコートにいるときのクリッパーズは、相手チームのゴール下FG成功率を30.9%に抑えている。反対にジョーダンがベンチに下がると、この数字が38.6%にまで上がってしまうのだ。
ジョーダンの活躍のおかげもあり、グリフィン不在のクリッパーズは、グリズリーズやロケッツ、スパーズなど上位チームとの対戦が続いた8試合のタフスケジュールを何とか5勝3敗で乗り切ることができた。
・今季もスーパースターの怪我が絶えず
中~長期離脱中:
ケビン・デュラント、コービー・ブライアント、ポール・ジョージ、カーメロ・アンソニー、デリック・ローズ、クリス・ボッシュ、ブレイク・グリフィン、ドワイト・ハワード、アンソニー・デイビス
動画:
1.ルディー・ゲイ、少年の力を借りてフリースローに成功!!
2.ブギー…
3.試合をテイクオーバーして古巣ベンチを睨みつけるアイザイア・トーマス
4.ハーデンがルビオをアンクルブレイク
5.ウィギンスがルビオの敵討ち
6.モンタ・エリス、360リバース
7.イバカの8ブロックショット
8.アイザイア・カナーン!!
Image by ThisIsAMormon/Reddit