ブログ NBA スリー トレンド

Published on 10月 24th, 2015 | by Tunaパスタ

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NBAのスリーポイントシュート増加トレンドが止まらない

近年のNBAでは、スリーポイントシュートの本数が毎年増え続けている。2014-15シーズンのリーグ平均3Pアテンプト数は、1993-94シーズンの9.9本から、その倍以上となる22.4本に増加。昨季は、ヒューストン・ロケッツがNBA史上初めて1試合平均30本以上の3PA(32.7本)を記録したチームとなった。

シーズン別平均3PA

このスリー増加の傾向は、今年のプレシーズンゲームでも大きく表れている。以下、ESPNのマーク・スタイン記者が指摘した、スリーポイントシュートに関する興味深いプレシーズンスタッツ:

  • 今季プレシーズンのリーグ平均3PA数(24.9本)は、スリーポイントシュートを多発するチームとして知られた「ラン&ガンと7秒オフェンス」の2004-05フェニックス・サンズ(24.7本)を上回っている
  • 今季プレシーズンでは、ロケッツ、76ers、ブレイザーズ、キャブスの4チームが1試合30本以上のスリーを平均。過去に平均3PAが30本を超えたのは2014-15のロケッツのみ
  • シカゴ・ブルズが今季プレシーズン8試合中2試合で3Pアテンプト数35本以上を記録。トム・シボドーHC指揮下の5年間445試合(プレーオフ含む)で、3PAが34本を超えた試合は一度もなかった。さっそくホイバーグ効果?
  • 今季プレシーズンからパワーフォワードとなったインディアナ・ペイサーズのポール・ジョージだが、スリーを打つ頻度はむしろ増えた。36分あたりの3Pアテンプト数でみると、怪我前の2013-14シーズンが6.2本だったのに対して、今季プレシーズンは8.6本。成功率は36.4%から39%に上がっている

なお昨シーズンは、カンファレンスファイナルに進出した4チームすべてが、3Pアテンプト数でリーグトップ7位以内を記録している。

▼2014-15シーズンの3PAトップ7チーム

チーム 3PA
1 ロケッツ 32.7
2 キャブス 27.5
3 ブレイザーズ 27.2
4 ウォリアーズ 27.0
5 クリッパーズ 26.9
6 シクサーズ 26.3
7 ホークス 26.2

スリーポイントシュートは、これまでにも増して“勝てるチーム”の条件になりつつある。

Image by nikk_la/Flickr

参考記事:「ESPN

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • ゆうき

    たしか50%の確率でミドルシュートを決めるのは33%の確率でスリーを決めるのと価値は同じだとどこかで聞いたことがあります。時代はまさにはスリーポイントですね。今じゃミドルシュートは時代おくれですか……それでもジョーダンの『ラストショット』のようなかっこいいミドルシュートを今後も見てみたいと密かに願うNBAファンです(。>д<)

    • ミドルレンジは最も効率の悪いシュートですからね。同じ2点でもインサイドより成功率が低くて、ファウルをもらえる確率が低い。その一方で3Pとそれほど距離が変わらないのに1点少なく、スペースをスリーほど広げることもできません。昨季をみても、ミドルレンジの成功率が50%を超えた選手は10人もいなかったと思います。ケビン・デュラントやクリス・ポールでも、ミドルのキャリア成功率は45%ほどですし。

      ただビッグマンに限っては、フリースローライン~スリーポイントライン中間のミドルレンジはすごく重要ですね。そこから打てるビッグがいるだけで、相手のリムディフェンスを崩せます。

      とはいえ、ジョーダンの『ラストショット』のようなクロスオーバーからのミドルは最高にカッコいいですね。コービーのアイソレーションからのジャンプショットなどもすごく好きでした。

  • AI

    この他にもチームの平均身長は強さに直結するみたいなデータも合ったね
    強いチームが満たしている条件なのか
    満たしているチームが強いのかわからないけれど
    連発3Pが今一番会場を沸かせるプレイなのは確かで
    怪我の事も考えてこの流れはしばらく続くだろうなぁ…

    • >チームの平均身長は強さに直結する
      ・・・。

      3Pがオフェンスのメインというよりも、最低限スリーが打てないと、インサイドで点を取れない時代になったんですよね。昨季だと、スリーを多用したウォリアーズやキャブス、クリッパーズ、ブレイザーズなどは、いずれもインサイドでのFG成功率もリーグ上位でした。
      反対にスリー成功率がリーグ最下位だったホーネッツは、アル・ジェファーソンという優秀なポストプレーヤーがいたにもかかわらず、ゴール下1m以内のFG成功率がワースト3位です。
      ゾーンDやヘルプローテーションが以前よりも遥かに進化したため、スリーの脅威でフロアスペースを広げないと、簡単に点が取れないんですよね。

    • ai

      確か数年前はCSFに残った8チームのうち
      7チームの平均身長がNBAで上位8に入っていたというデータがあって
      今年のデータ見るとそれが完全に崩れていた。
      古いデータでその流れは終わっていましたね

      • なるほど。平均身長のデータがあったんですね!知りませんでした。やはりバスケはサイズがあればあるほど有利なので納得です。

  • ふくさん

    良くも悪くも、ポストだけしかできないビッグマンなとがあまり重宝されなくなる時代に・・

    それを受けてpopが3Pは嫌いと
    言ったのかな?

    しかし、このトレンドに対応しなくては大変な事になるから、スパーズは広いシュートレンジとポストが出来るオルドリッチをダンカンの後釜として獲得したのかな?

    だとしたら、スパーズは3P多打チームじゃないけど今年も上位になりそうな気が!
    やはり、スパーズは怖い

    • シュートレンジがなくても、ローポストでダブルチームを引きつけてパスをさばけるビッグならとても貴重ですね。後は、リムを守れるサイズもしくは外でウィング選手をガードできる機敏さなど、ディフェンス面も重要視されると思います。そういったことを考えれば、何でも器用にこなせるオルドリッジは理想のビッグですね。

      今季のスパーズはすごく楽しみです。とりあえずレギュラーシーズン成績でウェスト4位以内に入ってほしいですが、それ以上に勝敗に関係なくいろいろなラインアップを試して、プレーオフまでに最高の組み合わせを見つけて欲しいです。

  • bigbody

    >ゆうきさん
    3Pは2Pの1.5倍ですから、単純に確率が同じなら3Pのほうが1.5倍の得点効率ということです。
    逆に言うと、2Pで3Pと同じ得点効率を得ようと思ったら1.5倍の確率で決めなければならないのです。
    3Pが40%なら2Pは60%ですね。
    もちろん実際の試合ではそんなに上手くいかないのですが、
    近年のビッグマンのシュート技術の向上もあり、
    より効率的に3Pが期待できるようになったため生まれた潮流ではないでしょうか。

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