2018年12月のNBA月間賞: アデトクンボが2カ月連続でイースト最優秀選手
NBAが現地1月3日、2018-19シーズン12月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス、並びに月間最優秀ルーキー賞の受賞者を発表した。
・イースト: ヤニス・アデトクンボ
イースタンカンファレンスは、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが11月に続いて2カ月連続で選出。キャリア通算3回目の受賞となる。
アデトクンボは、12月に出場した13試合で25.6得点、12.5リバウンド、6.2アシスト、FG成功率60%を平均。14日のキャブス戦で自己最多タイの44得点を記録し、さらに29日のネッツ戦ではキャリア12回目のトリプルダブルを達成するなど活躍して、バックスを月間9勝4敗に導いた(チームは10勝4敗)。
アデトクンボは、同日に発表された2019オールスター投票の第1回途中経過で、イースト最多票数の99万1561票を獲得している。
・ウェスト: ジェイムス・ハーデン
ウェスタンカンファレンスは、ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンがキャリア通算6回目の受賞を果たした。
先月のハーデンは15試合でリーグ最多の平均36.4得点を記録し、ロケッツを11勝4敗に牽引。クリスマスから大晦日にかけて4試合連続で40得点獲得と、記録的なスコアリングランでチームを引っ張っている。4連続での40得点超えはロケッツの球団史上初めての快挙だ。
12月8日の時点では11勝14敗でウェスト14位まで転落していた今季ロケッツだが、そこから10勝1敗とV字回復し、現在は21勝15敗でウェスト4位にまで浮上している。
ルーキーズ・オブ・ザ・マンス
2018年12月の月間新人賞は、ニューヨーク・ニックスのケビン・ノックスとダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが受賞した。
ドラフト9位指名のノックスは、12月半ばからニックスのスタメンに昇格し、14試合中9試合で先発出場。チームの月間成績は2勝12敗と振るわなかったが、ノックスは新人3位の17.1得点、6.0リバウンド、1.5アシストを平均と、将来性を感じさせるパフォーマンスを見せた。
2カ月連続での選出となったドンチッチは、12月の15試合で新人首位の21.1得点、6.4リバウンド、6.1アシストを平均。オールスターレベルのスタッツもさることながら、ロケッツ戦でのテイクオーバー(11連続得点)やブレイザーズ戦でのブザービーターなど、19歳のルーキーとはとても思えないクラッチパフォーマンスが印象的だ。
マブスはデニス・スミスJr.が12月の大部分を欠場したこともあり、なかなか勢いを掴めず、月間7勝9敗で負け越している。
Image by Keith Allison
参考記事:「NBA」