ブレイク・グリフィンがキャリアハイ50得点、OTには逆転決勝の3点プレイ!!
自己ベスト得点に、OTラストポゼッションでの逆転カウント・ワンスロー。ここ数年は怪我に悩まされ続け、「ピークを過ぎた」「もうオールスターじゃない」などと言われていたブレイク・グリフィンだが、そういった否定的な意見を一蹴するようなモンスターパーフォーマンスを披露した。
グリフィンは現地23日、オーバータイムに及んだ本拠地でのデトロイト・ピストンズ対フィラデルフィア・76ers戦で、キャリアハイの50得点をマークし、チームを133-132での勝利に牽引。ピストンズは開幕連勝記録を3に更新した。
この日のグリフィンのスタッツは、50得点、14リバウンド、6アシスト、FG成功率57.1%。10本中5本のスリーを沈め、ターンオーバーはわずか1本だった。グリフィンが40点を超えたのは、2014年12月のブレイザーズ戦以来4年ぶりとなる。
ローポストでのパワームーブはまさにアンストッパブルで、外のシュートも絶好調。トランジションでもアグレッシブに攻めまくり、プレイメイクや守備も素晴らしかった。
ちなみに、OTラストポゼッションで見せたハンドオフ・フェイクからのドライブは、ピストンズの新ヘッドコーチであるドウェイン・ケイシーHCがラプターズ時代にもよく使っていたタイムアウト明けのセットプレイ。昨季には、まったく同じプレイで、ヨナス・バランチュナスがブザービーターを決めている。
▼グリフィン
▼バランチュナス
今季のグリフィンは、3試合で36.3得点、11.3リバウンド、5.7アシスト、スリー成功率61.1%を平均。このペースを維持するのは不可能に近いが、ピストンズとグリフィンがどこまでいけるかを見てみたい。今年こそ怪我だけはないように祈りたい。
▼大先輩のリチャード・ハミルトンからも祝福のメッセージ
「50得点獲得おめでとう!50点クラブにようこそ、ブラザー」
– リチャード・ハミルトン
なおピストンズの選手が50得点超えを達成したのは、2006年12月のハミルトン以来12年ぶりだ。
今季無敗を維持したピストンズは、グリフィンの他、レジー・ジャクソンが23得点、アンドレ・ドラモンドが14得点/16リバウンドのダブルダブルで勝利に貢献。敗れたシクサーズ(2勝2敗)は、ジョエル・エンビードが33得点/11リバウンド/7アシスト、J.J.レディックがベンチから30得点/6アシストで奮闘した。
ボックススコア:「NBA」