デマーカス・カズンズ、肘打ちでの退場処分について「基本に忠実な動きをしただけ」
現地20日に行われたオクラホマシティ・サンダー対ニューオリンズ・ペリカンズの試合で、デマーカス・カズンズはフレグラントファウル2により退場処分となった。
問題となったのは第3Q中盤でのプレイで、カズンズがディフェンスリバウンドを確保した際に肘をスイングすると、ボールを奪い返そうとしていたラッセル・ウェストブルックを直撃。ウェストブルックは頭を抱えながらフロアに倒れ込み、映像判定の結果、カズンズに対してフレグラントファウル2がコールされた。
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スロー映像の角度によっては、言い逃れのできない危険で不必要なプレイのようにも見えてしまうが、その一方でウェストブルックのリアクションが大袈裟すぎるようにも見せる。とにかくカズンズはレフリーの判定にまったく納得がいっていない様子で、試合の翌日には問題のプレイについて、「ボールを守ろうとしていただけ」と正当性を主張した。
「クレイジーだよ。ビッグマンとしてバスケットボールを学び始めた時に最初に教えられるのは、『リバウンドを取ったら、肘を張って高い位置にキープしろ』ということ。スティールを狙うガードからボールを守るためさ。だから僕はただ基本に忠実に動いただけだ。なのにペナルティーが与えられた」
– デマーカス・カズンズ
カズンズは過去6シーズン中5シーズンのテクニカルファウル数でリーグ最多を記録しており、短気な選手というイメージがすっかり定着してしまった。その悪印象のせいで審判から不利なジャッジを受けていると感じることもあるようで、今回の処分についても、映像判定に入った瞬間に退場を覚悟したとのこと。「僕はデマーカスだから。退場は予想していた。わかっていたよ」とコメントしている。
参考記事:「ESPN」