シャック2.0: デマーカス・カズンズがダブルチームを跳ね飛ばしモンスターダンク!
身長211cm、体重122kgの怪物センター、サクラメント・キングスのデマーカス・カズンズがローポストでディフェンダーをひねり潰す様子は、全盛期のシャキール・オニールを彷彿とさせる。29日のブルックリン・ネッツ戦では、メイソン・プラムリーとセルゲイ・カラセフの2人に挟まれながらもパワーで押し切り、豪快なワンハンドダンクをねじ込んだ。
これほどのパワフルさとフットワークを持ち合わせたセンターは実にシャック以来では?現時点ではまだシャック・ジュニアといったところか。
今季のカズンズは20試合でリーグ4位の24.7得点、リーグ3位の12.3リバウンドを平均。「PER」はアンソニー・デイビス(32.5)、ラッセル・ウェストブルック(32)に次いで、リーグで3番目に高い(28.6)。今夏のFIBAトーナメント出場を経て、昨季よりもさらに一回り成長している。問題視されていた短気な性格もずいぶんと改善された印象だ。
27日に行われたニューヨーク・ニックス戦では、オーバータイムの残り時間1分にベースラインドライブから決定打となるダンクを決め、自己シーズンハイの39得点を記録した。
カズンズの武器はローポストでのパワームーブだけじゃない。シュートレンジも広く、ピック&ポップからのキャッチ&シュートやドライブが得意。時には、ビッグマンとは思えないほどの軽快なフットワークで、ミドルレンジのステップバックショットを沈めたりもする。
また、センターにしてはドリブルやパスが非常に上手く、PGのようにファーストブレイクをリードしてアシストを出したり、ディフェンスリバウンドからコースト・トゥ・コーストをやったりすることもしばしば。とにかく幅広いスキルをもったリーグ1,2のオフェンスセンターだ。
▼デマーカス・カズンズ、2013-14Top10プレー
Video:「YouTube」