2022年2月のNBA月間賞:ドンチッチがマブス史上2人目の複数回選出達成
NBAは現地3月3日、2022年2月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手)、並びにルーキー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人選手)の受賞者を発表した。
2月の最優秀選手
・イースト:デマー・デローザン
イースタンカンファレンスでは、シカゴ・ブルズのデマー・デローザンが選出。デローザンにとってキャリア4回目の受賞で、ブルズの選手が月間最優秀選手に選ばれたのは、2014年11月のジミー・バトラー以来7年ぶりとなる。
2月のデローザンは、13試合の出場でリーグ2位の34.2得点、6.2アシスト、5.2リバウンドを平均し、チームを月間8勝5敗にけん引。2月6日の76ers戦でシーズンハイ45得点をマークした他、4日から26日にかけて歴代ブルズ2位となる10試合連続での30得点超えを達成した(1位はマイケル・ジョーダンの11試合連続)。
・ウェスト:ルカ・ドンチッチ
ウェスタンカンファレンスでは、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチがキャリア通算2度目の受賞を果たした。
ドンチッチは先月の10試合でリーグ首位の34.7得点、10.3リバウンド、8.8アシストを平均。キャリアハイ51得点をはじめ、10試合中4試合で40得点以上をマークし、マブスを月間7勝3敗に導いた。
マブスの選手がキャリアで複数回のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンスに輝くのは、ダーク・ノビツキーに次いでドンチッチが球団史上2人目となる。
1月の新人賞
2022年2月のルーキーズ・オブ・ザ・マンスには、トロント・ラプターズ4位指名のスコッティ・バーンズと、オクラホマシティ・サンダー6位指名のジョシュ・ギディーが選出された。
2月のバーンズは12試合で15.2得点、6.8リバウンド、1.4スティール、FG成功率54.5%を平均し、チームの月間8勝4敗に貢献。2月25日のホーネッツ戦では、キャリアハイ28得点で大活躍。ラプターズの選手が月間新人賞を獲得するのは、バーンズが球団史上10人目となる。
OKCのギディーは、2月の10試合で16.3得点、8.7リバウンド、7.7アシストとオールラウンドに躍動。今季開幕から4カ月連続でのルーキーズ・オブ・ザ・マンス受賞であり、2000年以降で他にこれを達成した新人は、レブロン・ジェームズとカーメロ・アンソニー、クリス・ポール、デイミアン・リラード、ブレイク・グリフィン、アンドリュー・ウィギンス、カール・アンソニー・タウンズ、ルカ・ドンチッチの8選手しかいない。
▼4位指名バーンズの月間ハイライト
今季の月間新人賞は、ウェストのギディーが4連続で総なめしているのに対し、イーストでは11月にキャブスのエバン・モーブリー、12月にマジックのフランツ・ワグナー、1月にピストンズのケイド・カニングハム、2月にラプターズのバーンズと大混戦。2021年ドラフトの新人王レースがどう決着するのか非常に楽しみだ。
参考記事:「NBA」