ドレイモンド・グリーンが正念場で鉄壁の守備、ウォリアーズ12連勝
2季連続でNBAオールディフェンシブ1stチームに輝いたゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、現地28日に行われたアトランタ・ホークス戦の正念場で、持ち前のリムプロテクション力と守備IQを遺憾なく発揮し、勝負を決めるファインプレーを連発した。
ウォリアーズの4点リードで迎えた第4Q残り45秒、グリーンはデニス・シュルーダーのアイソレーションを1on1で完璧にストップすると、続いて残り時間15秒には、ドライブで切り込んできたケント・ベイズモアに対して絶妙なタイミングでヘルプに入り、レイアップアテンプトをブロック。連続でシュートを叩き落としただけでなく、両方とも相手の体にボールを当ててアウト・オブ・バウンズとし、ポゼッションを奪い返した。
ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、試合後のインタビューでグリーンのクラッチディフェンスを大絶賛した。
「チーム全体が良い守備をした。シューターをカバーしながら、スイッチも上手くできていた。だが最後の2プレーは、ドレイモンドが1on1でいい仕事をしてくれたよ。ショットを2本ともブロック、しかもボールを相手の体に当てて(アウト・オブ・バウンズにした)。それから残り数秒での最後のスリーでも、ミルサップにちゃんとクローズアウトした。信じられないような好守備だ。ドレイモンドは本当に素晴らしい!彼はドワイト・ハワードからデニス・シュローダー、そしてその間にいるすべての選手に至るまで、誰でもガードすることができる」
– スティーブ・カーHC
またブレイザーズのC.J.マッカラムも、Twitterでグリーンの守備力を称賛。
「ドレイモンドは本当に1番~5番までガードできる」
これで連勝記録を12に伸ばしたウォリアーズ(16勝2敗)は、ケビン・デュラントとステファン・カリーがそれぞれ25得点をマーク(KDは14リバウンド)。クレイ・トンプソンが20得点、グリーンが7アシスト/4ブロックをあげている。
▼KD
開幕9曜2敗の好スタートから直近7試合で1勝6敗と、大きく調子を落としているホークス(10勝8敗)は、シュルーダーがチームハイの24得点。ドワイト・ハワードが14得点/16リバウンド、ポール・ミルサップが14得点/14リバウンドでそれぞれダブルダブルを記録した。
ボックススコア:「NBA」