ヤニス・アデトクンボがキャリア3度目の50得点ゲーム、今季リーグの得点リーダーに浮上
昨季ファイナルMVPのヤニス・アデトクンボが現地15日、本拠地ファイサーブ・フォーラムで行われたインディアナ・ペイサーズ対ミルウォーキー・バックス戦で50得点、14リバウンドの大暴れ。フィールドゴール21本中17本、フリースロー18本中14本を決める圧巻のスコアリングパフォーマンスで、バックスを128-119での勝利に導いた。
アデトクンボにとってレギュラーシーズンで2年半ぶり、キャリア通算3回目の50得点ゲーム。プレイオフも含めればキャリア4回目で、昨季NBAファイナル第6戦以来となる。
シーズン得点リーダー
これで今季アデトクンボは、29.4得点、11.3リバウンド、6.0アシストを平均。同日の試合で、76ersのジョエル・エンビードの平均得点が下がったため、アデトクンボが今季の単独スコアリングリーダーに浮上した。
▼2021-22シーズンの得点ランキング(2月15日)
- ヤニス・アデトクンボ:29.4得点
- ジョエル・エンビード:29.3得点
- デマー・デローザン:27.9得点
- トレイ・ヤング:27.9得点
- ルカ・ドンチッチ:27.0得点
※ケビン・デュラント(29.3得点)とレブロン・ジェームズ(29.0得点)は、現地2月15日を終えた時点で得点王レース参加の条件(シーズンの70%以上の試合に出場)を満たしていないためノーカウント。
もしアデトクンボがこのまま得点王に輝けば、リーグ史上2人目の大快挙を達成することになる。キャリアを通してMVPとファイナルMVP、DPOY、得点王の4冠を制した選手は、NBA75年の歴史でマイケル・ジョーダンただ1人しかいない。
36勝23敗のイースト単独3位に浮上したバックスはアデトクンボの他、クリス・ミドルトンが19得点/8アシスト、ドリュー・ホリデーが14得点/8アシストで勝利に大貢献。
一方で敗れたペイサーズ(19勝40敗)は、新加入のバディ・ヒールド(36得点)とタイリース・ハリバートン(17得点/8アシスト)が奮闘し、アデトクンボの50点ゲームを受けながらもゲーム終盤まで食い下がった。
ボックススコア:「NBA」